松姫峠168km

　気がつけば半年以上、放置してましたねぇ…(^_^;

　元気に走っておりますのでご心配なく！　メタボ化した体も、ようやくスッキリ。自転車に乗りまくっていたころに戻ってきたッスよ。ただ、トシがトシだけに、長距離を走るのは辛くなってきたようッスね…。

　７月６日に久々にセンチュリーランを走ってきた。100キロ前後はよく走っているのだが、150キロ以上走るのは昨年のブルベ以来ッスね。

　朝の７時ごろに自宅を出発。津久井湖経由で甲州街道を西へひた走り、猿橋付近から「小菅」と標識があったので県道へ入る。

日本三奇橋のひとつという猿橋

　すると、「名勝　猿橋」という看板。知らなかったのだが、日本三奇橋のひとつで木造では唯一現存する刎（はね）橋だそうだ。特にここを目指してきたわけではなく、偶然だったのだが、「へ～え」という感じで見入ってしまった。橋の右にいるのはアコーディオンを弾いているおじさん。いつも弾いているのだろうか？

深城ダム

　県道505号から国道139号に合流し、緩やかな坂を上り続ける。このくらいのこう配が、まさにサイクリングという感じで気持ちいい。外国人の２人組にあっさり抜かれたけどね(^_^;　深城ダムのあたりで標高は650メートルぐらいかな。地図で湖があることは確認していたが、ダムがあるとは思わなかったので突然現れてびっくりした。

深城トンネル

　ダムの先にある深城トンネルを抜けると、こう配がだんだんときつくなる。このあたりから松姫峠のピークまで、ＧＰＳでの記録を見ると約９キロで、平均こう配は6.5％。所要時間は50分ほど。いやぁ～、本当にきつかったッスよ(T_T)　道志みちを走った後、この峠を上るブルベ（BRM830相模原200）があるようだが、間に合いそうもないな。

松姫峠

　松姫峠は小菅村と大月市の境にあり、標高は1250メートル。戦国時代に武田信玄の娘である松姫が、織田信長の軍勢から逃れるためにこの峠を越えたとされている。

松姫峠バス停

　バス停とトイレがあった。時刻表を見ると、土日の13時15分に大月行きが１本あるだけだった。

松姫峠

　自転車に本格的に乗り始めて今年で10年。自宅から自走・日帰りで行ける周辺の有名な峠はこれで制覇したかな？

　帰りはこのまま小菅側へ下り、途中で県道18号を右折し、鶴峠へ向かって上り返す。この上りもきつかった。ＧＰＳの記録によると、距離は2.5キロほどだが、平均こう配が8.5％だった(T_T)

鶴峠

　ほとんどダンシングで上り続け、眺望が全くなくバス停があるだけの鶴峠へ到着。もう、へろへろ。

　ここから甲州街道までは22キロほどあるのだが、下りだけではなく、多少の上りや向かい風もあって、気持ちのよいダウンヒルというわけではなかった。ただ、たいぶ前に抜かれた外国人２人組がコンビニストップしている横を駆け抜けた時は、気持ち良かったッスね。走り続けていれば、いつかは勝てる！　ってなもんですな。

　藤野付近でｉＰｈｏｎｅの電源が切れたのでＧＰＳの記録は途切れるのだが、そこまでのグロスでの平均時速は18キロ台。自分としては、結構頑張ったみたいッスね。

　でも、その先はダメ。足が回らなくなり、休んでいたら立ちくらみもした。168キロ走った程度でこれじゃ…。こんなことで９月のブルベが走れるのかなぁ。

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