お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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2人の娘のお父さんです。孫も3人いるじーさんです。趣味はスポーツ観戦やサイクリング、読書など。ブルベは07年から走ってますが遅いです。仕事はリタイアし、「晴走雨読」の気ままな毎日です(^o^)
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千葉400DNF
ブルベ
/
2009年10月25日
計ったようにスタート直前から雨は降り出し、折り返しまでやむことはなかった(T_T)
予報によると、翌日の午前中まで千葉は雨が降り続くらしい。というわけで、折り返しまでの203kmをびしょ濡れで走ったところでリタイア。何たって、折り返しのPC4からスタート/ゴール地点の袖ヶ浦までは、ショートカットすればたったの30km。この誘惑に負けたッス(^_^;
前日の予報を信じて、当日の予報を確認しなかった自分が悪いんですけどね。雨装備はウインドブレーカー兼用のレインウエアだけで、下半身は何もなし。スタートして10kmで足はびしょ濡れ。これで400kmを走るのかと思うと、モチベーションは下がる一方だった。
ダブルSRは残念ながら来年へ持ち越しッス(T_T)。
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久々にヤビツ峠
サイクリング
/
2009年10月19日
先週は水曜から土曜まで4日連続で自転車通勤ッス(^o^)
最後の土曜の夕方に降られました(T_T) 青葉台から自宅直前まで…。で、自宅周辺は降った様子がない。ついてないッス。
日曜はマンションの15周年を記念しての餅つき大会(^_^; イコール昼間っからビアを堂々と飲めるってことですね(^o^) というわけで、反省会(何を反省するんだか?)まで餅もつかず飲み続け…。
で、翌日は久々のヤビツ(^o^) といっても、のんびりとですが。
久々のヤビツ峠
68分。TTやらないとこんなもんですな。
千葉400は天気は今のところ大丈夫みたいッスね(^o^)
◆サイコンによる記録
距離 82.67km
平均時速 19.1km/h
※09年の通算 13769.04km
ロード 12190.90km
BD-1 1558.2km
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柳沢峠往復219km
サイクリング
/
2009年10月13日
座間600、ようやくブログもゴールしました。
こちら
をご覧下さい(^_^;
先週は雨やら台風やらで5日間も自転車に乗れなかったッス(T_T) ようやく土日と自転車通勤。で、体育の日の12日(月曜)にかねてから行ってみたかった柳沢峠を目指して、午前6時前に出発した。
境川~町田街道~秋川街道~網代トンネル~五日市街道~秋川街道~梅ヶ谷峠~吉野街道~古里~奥多摩駅というルートで奥多摩駅へ。
09:16 奥多摩駅
ここまでで約70km。朝メシも食べないで出てきたので、町田街道のコンビニで肉まんと骨なしチキンを食べ、奥多摩駅でトイレを済ませ、「最後のコンビニ」でやきそばを食べる。
09:59 奥多摩湖
路肩のない洞窟みたいなトンネルをいくつも越え、奥多摩湖までまず上る。
10:05 奥多摩湖畔の平たんな道を快適に走る
10:22 山梨県丹波山村へ
10:24 大菩薩ラインを行く
10:47 道の駅たばやま
道の駅でトイレ休憩。上り返しがきついッスよ、ここ。立ち漕ぎじゃないと上れない(T_T)
ここまではアップダウンを繰り返しながら上っていくという道だったが、この先の丹波山役場前から道はひたすら上り続ける。
>
11:15 丹波山渓谷
一之瀬川の渓谷美(丹波山渓谷)の迫力に圧倒されながら走る。同じ渓谷美でも道志みちとはまた違った雰囲気だ。勾配は5%前後でまだ緩い。といっても、時速は10km/hぐらいですがね(^_^;
11:30 柳沢峠まで12km地点
峠まで12km地点から勾配はきつくなった。蓑毛のような上りはないが、90km弱走ってから1ヤビツですね。
11:33 甲州市に入る
厳しいワインディングを上りきると、甲州市。
11:36 やや色づき始めたか?
12:06 奥多摩湖源流の湧き水
ここから峠までは4km。
12:21 峠手前はまず8%、そして9%となる(T_T)
12:26 柳沢峠ピーク
12:27 標高1472mの柳沢峠
峠手前の気温表示は13度。風は冷たかった。ピークはもっと開けているのかと思ったが、そうでもなかった。
実はスタート時点から足が重くて、平たんでもスピードが出ず、峠への上りでも2人連れにどびゅーんと抜かれるなど、10%を越えるような激坂がほとんどない割には苦しんだ。奥多摩駅から延々と上りが続いたことも足にこたえた。
奥多摩駅の先の「最後のコンビニ」からここまで40.86kmで、その間の平均時速は15km/hジャスト。自宅からは109.28kmで平均時速は19.3km。座間400はこの後に本栖と十里木への厳しい上りがある。参加していたら間に合わなかっただろうな。相変わらず遅いッス(T_T)
峠は寒かったので、防寒をしてそのまま今来た道を引き返す。行きも向かい風だったのだが、なぜか帰りはもっと強い向かい風。どうして?
昼メシを食べるタイミングを逸し、結局古里のセブンの隣にあったラーメン屋で塩ラーメンを食べた。老夫婦がやっている店らしいのだが、チャーシューはうまかったッスよ(^o^)
五日市手前の「奥多摩うまいもの館」で燻製チーズと手作りクッキーをお土産に買った。のぼりがあれだけ立っていれば買ってみようかと思うよねぇ。家族には好評でした。
最後の町田街道が大渋滞。おまけに町田駅前に出てしまって時間を食ったこともあり、帰宅は午後6時20分ごろだった。
鶴峠、柳沢峠と制覇したので、次は松姫峠かな?
◆サイコンによる記録
距離 219.57km
平均時速 21.5km/h
走行時間 10時間11分20秒
最高速度 58.0km/h
※09年の通算 13377.01km
ロード 11798.87km
BD-1 1558.2km
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夜が2回(T_T)の座間600<その3>
ブルベ
/
2009年10月13日
※
<その2>
から続きます
小淵沢のPC6では、出発前にアイスも補給した。ともかく暑かった。
9%を再び上り始める。予習ではあと2キロぐらいできつい上りは終わるはずだ。
21日午後1時36分 道の駅小淵沢前
走り出してすぐに道の駅小淵沢が右手に見えた。後で聞くと、ここで風呂に入り仮眠したブルベライダーが何人かいたようだ。だが、貯金が3時間程度ではぎりぎりになってしまうし、そんな施設があることも知らなかった。よろよろの上り続ける。
21日午後1時39分 8%の長い上り(T_T)
思い切り凹んだなぁ、この標識。もう少しだと思っていたのに…。少し前にPC6をスタートしていた埼玉ジャージのライダーを抜いたが、その先の信号手前に路肩が広いところがあったので、あっさり足つきッス。埼玉ジャージのライダーは足を痛めていたようで、私と同じ場所でストップして寝転んでしまった。この埼玉ジャージの方は本来はすごく速い人で、その後体力が戻ったのか、しばらく行った先の上りであっさり抜かれた。
暑さと急坂でもうヘロヘロ。時速はあいかわらずの7km/h。貯金をどんどん食いつぶしている。八ヶ岳牧場のあたりで急坂は終わるはずだったが、その後も容赦ない上りが続いていた。
上るにつれて空気がひんやりとし始めた。二の腕が少し冷える感じ。3度目の足つきで(^_^; 反対車線の歩道にへたりこんでアームウオーマーをつけた。
標高1330メートルという標識があるあたりから道は下り始めた。だが、最高標高となる美ケ森は1400メートル以上あるはず。ここで下るはずがない。そう、この先はアップダウンを続けながら標高を上げていくのだ。まだまだ苦しさからは解放されない。
天女山入口からまきば公園へと上る。気持ちのよさそうな公園だったので少し休みたい気もしたが、反対車線だったのであきらめた。そこからは豪快に下った。ただ、道が荒れている(T_T) 下りの途中で尾灯がひとつ吹っ飛んだ。まあ、あと2つあるから大丈夫だが(^_^;
21日午後3時9分 美ケ森交差点
まきば公園から最後のひと上り。ようやく美ケ森交差点にたどり着いた。PC6から約10km。長かった。かかった時間は1時間半以上。この区間の平均時速は10km/h以下だ(T_T)
21日午後3時14分 今回のブルベ最高標高1437m
美ケ森の先が今回のブルベの最高標高となる1437m地点。ここから豪快に下ってR141へと向かう。
21日午後3時26分 また長野へ
といっても、下りが始まったわけではない。いったん下った後は、JR鉄道最高標高の野辺山へ向かってゆるゆると上っていくのだ。
21日午後3時28分 JR最高標高の野辺山駅前
ようやく、どっちを向いても下りの標高1375mの野辺山駅前に到着。この区間でこれほど苦しむとは思わなかった。
待望の下りは20km以上続くのだが、道幅が狭く路肩も少ないので快適な下りとはならなかった。連休というのにトラックもひっきりなしに走っている。後方を気にしながら、大型車がきたらスローダウンしてやり過ごすことを繰り返したので精神的にかなり疲れ、下りなのに1回休憩した(^_^;
清水町でR299に合流する。なつかしき長野600で麦草峠から下ってきたところだ。セブンでひとりのブルベライダーが休憩していた。あれ? セブンがPCだっけ? と思いながらキューシートを見るとこの先のローソンだったのでスルーした。だが、ローソンは反対車線にあり、信号も横断歩道もなく渡るのに苦労した。
◆PC7(ローソン八千穂店)まで
時間 午後4時38分
貯金3時間42分
距離 445.82km(キューシートは438.6km)
平均時速 21.2km/h
経過時間 25時間38分
グロス時速 17.4km/h
PC7に到着すると、埼玉ジャージのライダーともう1人が先着し、やがて「GPSにセブンを入れていた」と言いながら先ほどスルーしたライダーがやってきた。
ここでなんと貯金は今ブルベ最大の3時間42分となっていた。20km以上の下りでかなり盛り返したようだ。といっても、PC3の土肥で貯金が3時間23分なので、土肥からここ八千穂までの250kmはグロスでは平均15km/hを少し超えるぐらいでしか走れていない。仮眠をしっかりとったわけでもないのだから、厳しいコースとはいえ相変わらず遅いッスねぇ(T_T)
残りは150km。「もう大丈夫ですよね」。パスタを食べながらほかのブルベライダーに話しかけると「いや、まだ分からないですよ。十石峠は1200m以上ありますから」と言う。1200m以上? 予習では確か1000m程度だった。しまった、そんなに高いのか? 老眼だから見えなかったよ。で、実際は1350mほどあったようだ。
「補給は秩父まではできないし、自販機もあるかどうか」と聞いたので、おにぎり2個と「お~いお茶」をサドルバッグに入れ、レッグウオーマーを付けて、最後のヤマ場・十石峠へと走り出した。PCに4人いたうちで3番目のスタートだった。
21日午後5時27分 十石峠へ向かう
千曲病院入口を右折すると強烈な向かい風。今回のブルベで追い風はまったくなく、向かい風だらけだ。道も緩やかに上り始めた。時速は20km/h以下。これで間に合うのかと少し不安が広がる。十石峠へはPC7から約18kmの登坂だ。
辺りはだんだんと暗くなってくる。PC7を4人のうち最後にスタートしたライダーに抜かれる。4~5km走ったが、気合いがなくなり道ばたで1回休憩。再び走り出したころにはもう暗くなってきていた。
上りはだんだんときつくなり、点在していた民家も途切れてくる。長い上りなのでもう1回休んでいこうと思い始めたところに古谷ダムが右手に見えてきた。街灯もあったので、ここでこの登坂、2度目の休憩。真っ暗な峠道では怖くて休めないッスからねぇ。
古谷ダムから先は真っ暗。そしてクネクネした峠道が始まった。
上っていると何やら異音がする。「くおーくおー」と聞こえる。何だろう? 動物か何かの鳴き声みたいだが、クランクか後輪の辺りから聞こえてくる。止まると怖いので、走りながら確認するがよく分からない。ま、時速10km/h前後でしか走れていないので、何かあっても大丈夫だろうと走り続ける。
ところが「くおーくおー」という鳴き声が森の中からも聞こえて来た。そしてそれに応えるように後輪の辺りから「くおーくおー」。おぉぉぉぉぉ! 何なんだ一体! そんなことはあり得ないのだが、もしかしてサドルバッグに「くおーくおー」と鳴く何かが乗っかっているのかと不気味に思えてきた。真っ暗闇の登坂は人間を恐怖心の固まりにする。
「こら!」と思わず怒鳴る。何も起きない。サドルバッグを恐る恐る手探りで触ってみる。何もいない。それでも「くおーくおー」は鳴きやむことはない。不安を感じながらも、止まるわけにいかないので走り続ける。
途中で確か「十石峠3km」という表示が出た。サイコンだとまだ5~6kmあったので、「ラッキー」と喜んだが、次に出てきたのが「十石峠5km」。増えてるじゃん(T_T) かなり凹んだぞ。
上るにつれて勾配はきつくなった。暗いので先がよく分からないのだが、急に上れなくなって思わず立ち漕ぎということが何回もあった。道幅も狭くなり、たまにやってくる後続の車やモーターバイクを先に行かせるためにストップした。
21日午後6時57分 十石峠
サイコンではピークに着いているはずだったが、曲がれども曲がれどもなかなかピークにつかなかった。つらい登坂だった。たまに「くおーくおー」と鳴き声がするし…。
1時間半ほどかけてやっと十石峠を制覇した。右手に明かりが見えたが、後は真っ暗。ウインドブレーカーを着たかったのだが、何となく不気味な雰囲気だったのでそのまま下った。しかし、ここから先が群馬県とは知らなかった。本当に神奈川へ帰れるのかとマジで心配したよ。
下りもきつかった。真っ暗で道がどっちに曲がっているかまったく見えない。気がつけば目の前にでっかい壁が立ちはだかっていた。おまけに霧も出始めたようだった。時間を取り戻すはずの下りが時速20km/h前後しか出せない。時間内に完走ができるとは思えなくなってきていた。だが、焦りは禁物。ここで無茶をして事故っても、助けがくるのはいつになるか分からない。慎重に慎重に、家族の顔を思い出しながら下っていった。無事の完走が何よりだ。
下る途中でタヌキと競走した。道ばたにうずくまっていたのだが、私にびっくりしたようで、逃げ出したはいいが、同じ方向だった(^_^; タヌキも上りが苦手だったようで…。
下りながら寒さが身に染みてきた。下りがいったん終わる中里中学校付近までは約24km。耐えられそうもない。だが、ストップできそうな場所もない。道の駅上野まで下れば…。いや、その前に街灯ぐらいあるだろう。そう思いながら寒さに耐えて下るが、いけどもいけども街灯はない。これほど街灯が恋しかったことはかつてない。
真っ暗な森の先に街灯がぽつんと見えたときは、心の底から安堵した。やっと人里だ。ふぅ~。これで、生きて帰れそうだ(^o^)
民家がようやく現れたところにあった最初の街灯の下で、ウインドブレーカーと指ありグローブを着込む。あとは暖かいコーヒーだな。そこからしばらく下ったところの上野村役場付近に久々の自販機を見つけ、ここで身も心も暖かくなった。
中里中学校の先で長い長い下りは終了。右折してR299を約6km先の志賀坂トンネル目指してまた上り始める。この辺りから眠気が襲ってきた。幸い、民家が上の方まで途切れなかったので、上りの途中で2度ほど足をついてハンドルに突っ伏して数秒、目を閉じた。
21日午後9時26分 志賀坂トンネル
トンネル手前では峠らしく、クネクネのきつい道だった。標高800mの志賀坂トンネルをヘロヘロで制覇(^_^;
21日午後9時29分 埼玉へ入る
トンネルを出ると、埼玉だった。ここから秩父までは34km。長いッス。
秩父まではずっと下りだと思っていたが、秩父手前からはアップダウンとなった。眠くて仕方なくて何度となく休もうと思い寝床を物色していたのだが、いい場所がなく、秩父市内もまだ人通りがあって道ばたで寝るというわけにもいかなかった。眠気にふらふらとなりながら、何とか最終PCに滑り込んだ。ブルベライダーは誰もいなかった。八千穂で出会った3人のライダーはとっくにゴールに向かって走り出していたんだろう。
◆PC8(セブンイレブン 埼玉横瀬店)まで
時間 午後11時33分
貯金2時間43分
距離 537.28km(キューシートは529.1km)
平均時速 21.2km/h
経過時間 31時間33分
グロス時速 17.0km/h
カップヌードルで腹ごしらえし、駐車場の片隅で目をつぶる。が、車のライトが気になって眠れない。それでもしばらく体を休めた。
ここまでで貯金は2時間43分。ここで30分ほど使うことにしていたので、出発するときには2時間ほどになるだろう。残りは80km。やっと完走が見えたかと思ったが、ここではふと気がついた。ゴールの距離は600kmではなく610kmだ。ここまでの制限時間は実際の距離に合わせて計算されているが、ゴールは40時間と600kmで計算されている。ということは、余分の10km、つまり30分ほどを貯金から引いて考えなければならない。
貯金は2時間ではなく、1時間半しかない。眠気が覚めた。しまった。コンビニのおやじとツール・ド・秩父についてのんびり話なんかするんじゃなかった。慌てて出発準備にとりかかった。
スタートするときには2人のブルベライダーが到着し、やはり駐車場の片隅で眠る態勢に入っていた。
正丸トンネルまでは7.3kmの上りだ。500km以上を走った脚にはこたえる。まず右足がつった。ストップして屈伸。走り出すと左足もつった。街灯のあるところでストップしてへたり込む。もう、ダメか。そう思いながらサドルに手をかけて屈伸を繰り返す。
脚を曲げたまま、ふと前を見た。正面にはブレーキがある。ん? ブレーキシュー、当たってないかい? のぞき込むとリムにぴったりとくっついている。そのまま自転車を前に動かす。「くおーくおー」と音がした。
なんと! 鳴き声の正体はこれだったのか。すると、ブレーキを引いた状態でずっと走っていたのか!? で、いつから? 少なくとも十石峠はそれで上っていることになる。すげぇな、自分(爆)
ドライバーを取り出してセンターへ戻そうとするが、指が動かない。十石峠から秩父までの合計50km以上の下りで、指がブレーキを引く形で固まり、動かそうとするとつりそうだったのだ。それに力も入らなくなってきていた。手をにぎにぎしながらほぐし(?)、 時間をかけて何とかセンターへもってきた。
走り出すと、ペダリングは軽かった。インナーローはこの軽さじゃないとねぇ。多少元気が出てきた。
22日午前1時24分 山伏峠
正丸トンネル手前で右折し、山伏峠へ向かう。5kmほどの上りだ。きついと覚悟していたが、適度な傾斜で意外と楽に上れた。
山伏峠から先は1度試走している。ここでようやく先が見えてきた。残りは70km弱。午前5時台には帰れそうだ。少し余裕が出てきたので小沢峠に入る前までに2度ほど自販機休憩した。
小沢峠を登るころからまた眠気が襲ってきた。一気には上れず、途中2度ほど足を着いて乗ったまま目を閉じた。
軍畑駅へ向かう坂は、ここに坂があったことを忘れていたこともあってきつかった。
梅ヶ谷峠も長かった。ここでも2度ほど足つきした。
武蔵五日市駅手前のバス停でたまらず横になった。ここで30分寝ていても午前6時すぎには帰れる。目を閉じてしばらくしたら2人のブルベライダーが通り過ぎて行った。寝ている私を見つけたらしく、2人が「寝ている人がいますよ」「気持ちは分かるがねぇ」という会話を交わしているのが聞こえて来た。え? 「気持ちは分かるがねぇ」というのは「寝ている場合じゃない」と続くのか? もしかしてやばい時間なのか。制限時間は午前7時のはずだが、午前6時だった?
実は武蔵五日市から先のキューシートを入れ忘れていたので、ゴールの制限時間が分からない。えぇ? と思い、慌てて走り出した。で、計算するが、頭がもうろうしてなかなか答えがでないッス(^_^; やっと出た答えは午前7時。何だ、間に合うじゃん。
このブルベの最後の峠である戸沢峠を越え、八王子から高尾へ。そして町田街道へ入る。その最初のアップダウンの途中でまた自販機休憩した。残りの80kmで一体何回休憩したんだろうというぐらいの亀の歩みだ。いつもながら、最後がヘタレだなぁ。
ここからは何度も走った道なのだが、疲れからか大戸交差点をあやうく曲がり損ねるところだった。向原もなぜだが手前の川尻で曲がってしまった。さらにゴール直前の田尻では自信をもって右へ。急に降り出した雨の中をゴール目指して走っているつもりが、どうも様子がおかしい。いつの間にか道は2車線となり横をまるで高速のように車が猛スピードで走っていた。さらに、相模川を渡ってしまった。慌てて側道から脱出。渡った先が見覚えあるところだったので、そのまま相模川右岸の道を下った。
後で調べるとバイパスだった。これって自転車は走っちゃダメな道なんでしょうか?
結局、座架衣橋を渡って、コース復帰。3kmほど大回りをしたようだった。
ゴール直前、chicorynさんの後ろ姿が見えたので「ただいま~!」と声をかけ、午前5時47分にゴール。長かった旅がようやく終わった。
◆ゴール(座間 水辺広場)まで
時間 午前5時47分
貯金1時間13分
距離 620.11km(キューシートは610.6km)
平均時速 21.2km/h
経過時間 38時間47分
グロス時速 16.0km/h
22日午前5時47分 座間・水辺公園
ゴール後はオダックス神奈川SSR支部(?)の愛情あふれる芋煮とおでんが待っていた。最高にうまかったッス(^o^)
600は4度目の完走だが、間に合うとは思わなかった今回のコースの完走は自信になった。達成感もたっぷりあった。誰にも見られなかったけど、最後の田んぼの中の一本道で、うれしさのあまりひとりでガッツポーズしたッスからねぇ。終わってみれば、楽しいブルベ、楽しい3日間でした。
でも、もう1度このコースを走りたいとは思わないッスけど…(^_^;
さて、今年のブルベ完走は
200 静岡、埼玉
300 青葉、埼玉、宇都宮
400 沼津
600 沼津、座間
となりました。ひとつ足りないッスね(^_^;
ダブルSR目指し、千葉400行きます。晴れたら、ね(^_^;。
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夜が2回(T_T)の座間600<その2>
ブルベ
/
2009年10月05日
※
<その1>
から続きます
下賀茂のPC2を単独でスタート。上り始めは緩やかで街灯もあったが、やがて真っ暗になり、傾斜もきつく峠道の様相を呈してくる。トータルで約8キロの上りだが、終盤4キロほどがきつい。時速10km/hでトロトロ上っていたら、1人にあっさり抜かれた。
20日午後11時1分 蛇石(じゃいし)峠
真っ暗な蛇石峠には午後11時1分に到着。今ブルベの最初の峠をクリアした。ここから松崎町のようだった。
下りは約12キロ続くのだが、かなりクネクネ道が続き、スピードが出せず上りの挽回はあまりできなかった(T_T)
道部でR136に合流。初の西伊豆である。
20日午後11時35分 堂ヶ島
しばらくは平たん気味の道が続き、堂ヶ島手前からアップダウンが始まった。下って上ってトンネル。また下って上ってトンネルの繰り返しだ。
21日午前0時18分 恋人岬
宇久須を過ぎて、ヨタヨタ上りを上っていたら、目の前に突然、恋人岬が現れた。といっても、看板だけで恋人岬がどこにあるのかは真っ暗で分からない。
せっかくだからと看板の前で止まって写真を撮っていたら、1人に抜かれた(^_^;。
PC3近くまできて左手にうっすらと見えた海は、波も静かで穏やかだった。下った後にPC3到着。西伊豆のアップダウンはきついと聞いていたが、ここまではそうでもなかった。きっとこの先がきついのだろう。
◆PC3(セブンイレブン伊豆市土肥店)まで
時間 午前0時35分
貯金3時間23分
距離 193.94km(キューシートは193.2km)
平均時速 23.2km/h
経過時間 9時間35分
グロス時速 20.2km/h
PCには2人ぐらいしかいなかった。下賀茂にはたくさんのブルベライダーがいたのに、だんだんと寂しくなってくる。
貯金は3時間23分と少し増えていた。助かった(^o^)
ここも単独でスタート。7キロ先の土肥峠を目指す。土肥中浜を曲がると道はもう上り始めていた。最初は緩く、だんだんときつくなる。蛇石峠と同様に残り3~4キロがクネクネとした厳しい峠道だった。
途中で鹿を草むらの中に見たような気がした。暗いし老眼なのでよく分からなかったが、大きさから鹿だったと思われる。あっと思った瞬間、敵が逃げてくれたので助かったッス。
地図上の予習では、旧道とバイパスとどっちを行っていいのか分からなかったのだが、トンネルをいくつか通っているので、自然とバイパスの方へ行くように道がなっていたのだろう。もしかして旧道を上って、ちゃんと土肥峠のピークに行かなきゃダメだったんだろうか? まあ、キューシートの距離は合っていたし、いいッスよね(^_^;
21日午前1時44分 土肥峠(船原トンネル)
今ブルベ、2つめの峠クリア(^o^) 最初の蛇石峠は標高約330メートル、この土肥峠は標高約440メートルと低いので、寒さはそれほどでもなかった。
ここからの下りはカーブも緩やかでかなり飛ばすことができた。挽回挽回(^o^)
出口でR414へ出てそのままR136へと入る。分かりづらい修善寺インターを右方向へ行き、R136を進む。
ところが、「←三島 国道136号」という標識が出始める。あれ? 曲がるんだっけ? 言われる通りに曲がろうとしたら、自動車専用道路のマークがあったので、ここは直進。また、「←三島 国道136号」が出てきた。信号が青だったので豪快にぐい~んと曲がり、快調に飛ばす。
しかし、おかしい。ホントに曲がるんだっけ? 道はこの先に橋があって、狩野川を渡るしかないようになっている。違う。狩野川を渡ってはダメだ。ストップしてついさっき抜いたブルベライダーが来るのを待つ。
………来ない。
引き返しましょうね(^_^;
その引き返す途中で、また「←三島 国道136号」が出た。どうやら復帰できたようだ。豪快にぐい~んと曲がり、快調に飛ばす。狩野川を渡っているが、ここはR136に間違いない。自信を持って走り続ける。
だが、おかしい。信号もなく道も綺麗だ。車のスピードも速い。まるで高速道路のような感じ。
は? もしかしてここって高速? いや、自動車専用道路の標識はなかった。
引き返すこともできず、車の流れに負けないようぶっ飛ばしていると、やがて前方に青と赤のランプが光るゲートが見えてきた。しまった。ここは伊豆中央道だ! このまま行くと、入るしかない。信号は立体交差の下だ。出られないじゃん(T_T) どうしよ。
しばし呆然。だが、幸いなことに側道があった。スキを突いて反対車線に渡り(中央分離帯がなくてよかったッス)、何とか脱出できた。いや~、寿命が縮まったッスよ。結果的に南江間からゲートまでの区間の伊豆中央道を走ったみたいだ。これって失格の対象ッスかねぇ?
側道を出たところの交差点で、携帯のGPSで現在位置を確認。K134を東に走ればR136にぶつかり、コース復帰は可能だった。
この区間のミスコースは6キロ。迷っているときに小雨が降り出し、伊豆中央道を走っているときは雨は強さを増していた。「ここまでか」とリタイアも覚悟した。雨が降ればDNFは今回のお約束ですからね(^_^;
とにかくコース復帰できたので、北上して三島を目指す。単調な区間がミスコース騒ぎで気が紛れたが、時間が稼げる平たん区間の6キロのロスは痛かった。
三島を過ぎ、裾野あたりから道は上り始める。千福でR246を越える。上りはだんだんときつくなる。その上りの途中にPC4はあった。
◆PC4(セブンイレブン裾野下和田)まで
時間 午前4時23分
貯金3時間25分
距離 258.08km(キューシートは252.5km)
平均時速 22.2km/h
経過時間 13時間23分
グロス時速 19.3km/h
店内には飲食コーナーがあったのだが、ベンチ式となっているイスはやたら高く、足が床にまったく届かない。少し眠ろうと思ったのだが、居心地が悪いのであきらめた。しっかり寝ていたブルベライダーはいたが…。
サンドイッチを補給して、夜が白み始める中をスタート。上りはまだまだ続く。
眠い。上りになるといつも眠くなる。定期的な振動と、汗をかいて暖かくなるのが眠気を誘うのか。
21日午前5時15分 須山バス停
屋根付きのバス停を見つけたのでストップ。10分ほど横になった。完全に眠れることはなかったが、眠気は少し覚めたように感じた。
21日午前5時46分 小雨のR469
須山からR469に入る。また小雨が降り始めていた。この道は路肩が切り立った感じでストンと落ちているところがあり、自転車海苔泣かせの厳しい道だ。
須山からピークの富士サファリ付近までは4.3km。10%という勾配も出てきて、遅々として進まない登坂となった。
21日午前5時55分 富士サファリ手前
周りの木々が途切れ、広々とした忠ちゃん牧場の前に出てきたが、富士山は雲の中だった(T_T)
この先の信号で何も考えず進んでいたら、富士サファリに入ろうとしていた。道なりだと行っちゃうなぁ(^_^;
午前6時前に富士サファリの入口前を通過したが、開園を待ってもうすでに長蛇の列。お父さん、ご苦労さまです。
21日午前6時8分 富士市へ入る
ここが上りのピークだった。本ブルベ、3つ目の峠(ではないが、そんなもんスね)クリア(^o^)
さあ、ここからは20km以上の下りだ!
21日午前6時13分 R469の痛快な下り
2度ほど上ったことがあるが、もし下ったら最高だよなと思っていた。その通りだった。車もほとんどいない、まっすぐに伸びる適度な勾配の下り。もう最高ッス(^o^) 「おりゃー!」「キャッホー!」「ハイヨ、シルバー!」(古い!)。そんな奇声をあげながらノーブレーキでぶっ飛ばし続けた。寝不足でかなりおかしくなっているなぁ(^_^;
そんな幸せな区間もR469が途切れることには終わり、K72に入ってからはアップダウンが始まる。ちょっと辛い区間だった。
雨はいつの間にかやんでいた。
上井出のファミマで小休止。下りの途中から一緒に走っていたライダーはそのまま上っていった。これから本栖手前まで16kmの上りが待っているというのに、たいしたもんだ。
時速10km前後でヨロヨロと上る。途中、1人に抜かれた。
21日午前7時32分 ミルクランド前
猪之頭は「いのかしら」と読むのか。にしても、この交差点、青になるのを延々と待ったぞ。ここからR139。
21日午前7時56分 朝霧高原
21日午前8時22分 山梨へ入る
長かった上りもこの先でようやく終わる。本ブルベ、4度目のピーク制覇(^o^)
下り始めると、左手に本栖湖が垣間見えた! 感激したなぁ。昨日の夜、伊豆の海を見ていた自分が、今、本栖湖にいるなんて信じられん。
21日午前8時39分 本栖湖
富士山は残念ながら見えなかった。これで富士山が見えていれば、涙のひとつでも流したかもね(^_^;
21日午前8時41分 中之倉トンネル
そしてご褒美のダウンヒルはこのトンネルの先から始まる。
4度上った本栖みちを初めて下る。最高ッスよ。ワインディングも厳しくないし、傾斜も適度。こんな気分のいいダウンヒルはめったに味わえるものじゃない。本栖みちは上るものではなく、下るものだと心底思った。でも、来年また上るんだろうねぇ、きっと。
◆PC5(ローソン 山梨六郷町店)まで
時間 午前9時27分
貯金3時間37分
距離 337.30km(キューシートは331.1km)
平均時速 21.8km/h
経過時間 18時間27分
グロス時速 18.3km/h
豪快な下りの後、道の駅しもべの先からひと山越えてPC5へ。懐かしき沼津600の最終PCだ。ここでアームウオーマー、レッグウオーマー、超軽量ウインドブレーカーを脱ぎ、半袖・レーパンのスタート時の格好に戻る。伊豆の夜はこの装備プラスイボイボ軍手で寒くもなく、走ることができた。サドルバッグはここまではまったく不要だった。
貯金が意外と減っていないのはちょっと驚いた。豪快な下りが2回あったし、PC以外の休憩も2度だけと少なかったので挽回できたか? だが、先が見えているわけではない。
PC5からは沼津600の逆ルートをたどって小淵沢へと向かう。
21日午前10時20分 富士川橋
富士川橋を渡った信号を曲がってまたミスコース(^_^; まあ、このあたりはブルベで散々走って土地勘があるので即、復帰。
小笠原橋からのK12の緩い上りは、暑さもあって足にこたえた。なかなか進まない。いつものローソンの先の公園? の木陰で眠りたくなったッスよ。ただ、まだ貯金を食いつぶしたくなかったので気力を振り絞って円野郵便局まで頑張る。
で、角のセブンでガリガリ君休憩ッス。一昨年の長野600を思い出させる暑さだった。
さらに途中の自販機前でまた休憩。かなりヘタレてきていた。しかし、ここでスタート前にatsuさんにもらった塩羊羹をほおばり、多少持ち直した。
21日午後12時44分 長野へ入る
21日午後12時49分 再び山梨へ。八ヶ岳高原ライン
R20の下蔦木から八ヶ岳の上りに向かうのだが、曲がった途端に激坂が始まったッスよ(T_T) 事前の予習によると、これが6km続くらしい。まいった。きつすぎる。時速は7kmがやっとだ。
たまらず、今ブルベの登坂では初の足つき。暑さもあって心が簡単に折れたッス。その後は、歩くことを真剣に考え始めた。ただ、とりあえず歩くより少しだけ速い速度が出ていたので、何とか頑張ろうと必死でもがき続けた。
PC6までの4kmは地獄そのもの。路肩は狭いし、道幅も狭い。それなのにトラックがバンバン通る。最後は歩道に回避したッス。どーせ遅いし…(^_^;
ようやく着いたと思って、入ったのは手前にあったセブン(^_^; おまけにわざわざ道の反対側へ渡って、だ。誰もいないので、キューシートを確認すると、少し先に見えているローソンだった。渡り直すのにはかなり時間を要した。
◆PC6(ローソン 小淵沢インター店)まで
時間 午後1時18分
貯金3時間30分
距離 393.36km(キューシートは386.6km)
平均時速 21.4km/h
経過時間 22時間18分
グロス時速 17.6km/h
店の前には「勾配9% 注意」とあった。こんな急坂の途中がPCなんて…ねぇ(T_T)
これまでの600だと、このあたりから口が固形物を受け付けなくのだが、何とかざるそばを補給することができた。PCにいたのは私のほかには2人のブルベライダーだけだった。
貯金は3時間半ほどと、何とか減らさないでここまで来た。あと200kmと先は見えてきた感はあるが、十石峠が待ち構えていることを考えると、まだまだ先は長い。
※
<その3>
に続きます
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夜が2回(T_T)の座間600<その1>
ブルベ
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2009年10月01日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●BRM920座間600
●エントリー48人 DNS9人 出走39人 完走23人(DNF16人)完走率69%
●月日 09年9月20日(日) 午後3時スタート
●天気 20日:晴れ 21日:曇りのち晴れ
●ルート 座間~下田~土肥~修善寺~裾野~富士宮~本栖湖~南アルプス~小淵沢~八千穂~十石峠~上野村~秩父~青梅~高尾~座間
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
既にSRとなっている安心感があったので、「タイムオーバーでも完走だけはしよう」と思い、一昨年の長野600よりもきついと言われる「座間600」に参加した。累積標高が7000だとか8000だとか言われていたが、まあ、それだけ上れば、それだけ下るってことッスからね(^_^; 何とかなるっしょ。
ただ、午後3時スタートということは夜が2回あることになる。これが上ることもさることながら、最大のネックになった。まったくもって迷惑な話だ。400との連続開催はやめようね、F山さん。
伊豆の夜は何とかなりそうだが、十石峠から先の2度目の夜は寒そうだ。予報によると野辺山あたりの最低気温は7度。冬じゃんかよ~(T_T)
ということで、アームウオーマー、レッグウオーマー、モンベルの超軽量ウインドブレーカー、100均のイボイボ軍手、タオルをバックポケットに入れ、サドルバッグ(コントアーマグナム)には冬用ウインドブレーカー、ヒートテックの長袖インナー、ネックウオーマー、レスキューシート、指ありグローブ、チューブ2本、携帯オイルにビニールテープを入れた。
これだけ入れると基本工具はサドルバッグに入らないのでツール缶に。となると、ボトルは1本ッスね。これで今回のブルベを戦った。
受付にヲレさんがいたのには驚いたなぁ。同時開催の埼玉1000に神奈川のほとんどのスタッフが走りに行ったようで、座間600のスタッフはF山さん1人。みかねて手伝っているそうな。chicorynさん、yone&atsuさんもお見送りにきてくれた。これじゃ、ブルベじゃなくてまるでSSRの走行会だ(^o^)
知り合いでは、前日の座間400から参加し1人で埼玉1000の170人と戦っているという訳の分からないtanyさんをはじめ、hiroさん、あきさん、初めましての海豚さん、豊川のtakeさん、ノアポンさんが参加した。
20日午後2時42分 ブリーフィング
20日午後2時50分 スタート
実はこのブルベ、総距離は610kmもある。というわけだかどうか知らないが、スタッフが1人のため早めに車検が始まり、10分前には次々とスタートしていった。
向かい風ッス(T_T) 午前中は海へ向かって吹く風で追い風だったんスけどねぇ。自走で水辺公園へ行くころから風向きが変わった。午後3時スタートを恨むぜよ、まったく。
20日午後2時54分 tanyさんを抜く
スタート後は海豚さん、tanyさんの後ろで走るのだが、ちょっと足が余ってしまった。tanyさんを抜いていいものかどうか散々悩んだあげく、抜いた(^_^; そしてPC1ではtanyさんに先着するという快挙を成し遂げた! ところが、次のPC2までに抜かれた覚えはまったくないのだが、私がPC2に到着したときにtanyさんはすでに出発するところだった。神出鬼没のtanyさんだが、これがtanyさんを見た最後となった。400の後でもやっぱ、速いッス。
20日午後3時32分 小田原厚木道路側道
前を行く人はシングルだったッスよ。このコースをシングルで走るか? すげぇ。
スタートから向かい風だったこともあり、小田原厚木道路側道ではあきさん含むトレインの後ろの方にくっついて楽していたが、平塚インターから先の少しアップダウンのあるK63を走り出してちぎれた。
20日午後4時43分 R135に入ったあたり
早川口を曲がると、大渋滞。シルバーウイークの開催となったことも、ネックとなった。だが、車の横をすりぬけるのは、都内のジテツーで鍛えた腕の見せ所ッス(^_^;
20日午後5時5分 真鶴駅で夕日
真鶴道路の料金所は、無料となったためか消えていた。
平たん基調は真鶴道路が終わる湯河原でほぼ終了。熱海への上りから東伊豆のアップダウンが始まる。
20日午後5時31分 お宮の松
20日午後5時50分 伊東手前
上多賀をすぎ、伊東の手前でだんだんと暗くなってきた。今ブルベ最初の夜がもう始まるのだ。
◆PC1(セブンイレブン 熱海網代店)まで
時間 午後6時4分
貯金1時間56分
距離 75.21km(キューシートは75.3km)
平均時速 25.4km/h
経過時間 3時間4分
グロス時速 24.5km/h
ここまではノンストップで走った。ま、最初は元気ですからねぇ(^o^)
晩ご飯にパスタを補給し、最初の防寒具であるアームウオーマーを付けて、ノアポンさん、hiroさんに挨拶しながらスタート。
伊豆高原への上りはいままでで一番楽だった。暗かったこともあるかな?
稲取付近のコンビニでコーラ休憩。まったりしていたら2~3人が通り過ぎていった。
海は凄い波が押し寄せていた。風は相変わらず向かい風だった。
河津から先は初めての道だったが、いつの間にか6人ほどのトレインにくっついて走っていた。信号でちぎれながら最後は先頭ピナレロ、次にフェルトの私、後ろにルックの3人になり、下田を回って下賀茂まで走り続けた。1人だったら下田で写真ストップだったが、足の合うトレインだったので降りる決心がつかなかった。だが、これが結果的に貯金を増やすことになった。
先頭交代もしないですいません、ピナレロさん。たぶん、私より少し後にゴールした方だと思うんですけど…。この引き、助かりました。
◆PC2(サークルKサンクス 南伊豆下賀茂店)まで
時間 午後9時48分
貯金3時間0分
距離 147.37km(キューシートは147.2km)
平均時速 24.5km/h
経過時間 6時間48分
グロス時速 21.7km/h
ここまででどれだけ貯金を増やすことができるかが、このブルベの最初の勝負。なんとか3時間までもってきた。
tanyさんが出発したのを見ながら、腹が減ったのでカップヌードルをすする。
出発しようとしたらあきさんとまきさん、そしてhiroさんが到着した。
さあ、ここからがこのブルベの本番だ。夜の峠越えに備え、レッグウオーマー、超軽量ウインドブレーカー、イボイボ軍手を付け、頑張るべぇ(^_^;と思いながら暗闇の中へ走り出していった。
※
<その2>
へ続きます
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