”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2009年10月09日 21時47分42秒 | Weblog
10月9日(金)晴

今日の写真は5年前に参加した模擬ヨットレースのスタートの写真です。当時は毎年障害者の人達を招待してヨットに乗ってもらいヨットレースを体験していただこうと言う催しが蒲郡市で開かれていました。多分現在も続いていると思います。我がLeia号も足の不自由なご婦人を乗せてレースに参加した時のスタート時の写真です。順位は別にしてヨットで風をきって走る爽快感やスナメリ君も出てきたりで喜んでいただきました。
若い女子大生が障害者のサポートとして乗り組み、僕達は船を走らせることに専念するわけですが一番大変なのは船に乗せる時です。4人がかりで車椅子ごと持ち上げて船に乗せ、車椅子からコクピットに座ってもらうのにすごく時間がかかってしまいましたが大勢のサポートの学生達が手伝ってくれて楽しい体験でした。僕達は幸い健康で何でもすることができますが体の不自由な方達にとってはまさに非日常の体験ですので気を使いますが、楽しんでくれている姿を見ると自分もうれしくなってしまいます。それ以来僕はヨットを通して初めての人達に非日常の体験を楽しんでもらうことが自分の喜びでもあります。
日本のヨット人口はどんどん少なくなっているようで、それもほとんどがオールドセーラーばかりです。若い時は仕事が忙しくてとても遊んでいる暇も金もないと言うのが実態かもしれませんが、僕の思いは多くの若い人達にヨットの楽しさを知ってほしいこととヨットを通して人間が生きていく原点のようなものを掴んでほしいことです。ロープの結び方には古代からの人間の知恵が凝縮されています。またヨットの中で寝泊りすることで料理や耐寒の知恵もいろいろあります。こうして自然の中で生活する知恵を学んでほしいと思います。最近はすべてお金で解決することばかりの世の中ですが衣食住の最低限の知恵を受け継いでいくことも人類が未来に生き残る必要条件であり、国家の義務のような気がします。
受験勉強の教育もいいけど1ヶ月ぐらい自然の中で暮らす教育も必要だと思うのは僕だけなのでしょうか?
以前NHKで30代の路上生活者の話や餓死した若者の姿をクローズアップした番組がありました。これらの人達を救済するボランティア活動も紹介されていましたが僕が不思議に思うことは炊き出しをして食事のあげることがほんとうに救済なのだろうかと言うことです。行政がもっと仕事を作って働けるしくみを考えることじゃないでしょうか?日本の海岸はゴミだらけです。河川もゴミだらけですが、ボランティア頼みじゃなくて、お金がまわるしくみができればその方が救済になるような気がしました。他にも我々の生活環境を良くするための税の使い方一つで大きく世の中が変わって行くような気がします。
コメント
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