”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2010年05月14日 21時52分57秒 | Weblog
5月14日(金)晴

昨日、SOHO CITYみたか推進協議会会長の前田さんの話を聞かせていただき、夕食をご一緒させていただきました。第一印象はお若い方です。77歳だそうですが、とてもそんなお年には見えません。10歳ぐらい若く見えますし、お話を聞いていると考え方が僕たちよりずっと若いです。

東京の三鷹市でSOHOの事業の立ち上げを指導している方ですが、我々のような停年間近の人は特に自分のできることで、身の丈起業をしなさいと言います。何らかの形で社会と関わりを持つことが大事なことだし、個人事業主としてビジネスを続けることを勧められました。
確かに自分が世の中のためになることがあれば、自分もずっとそんなビジネスをやっていきたいものです。彼はどんな人でも身の丈の起業はできると言い切ります。そして実際、三鷹市で起業した人達の具体例をたくさん聞かせていただきました。若い人から年寄りまでいろいろな経歴の人が起業しているのだそうです。

そんな話を聞きながら、果たして自分には何ができるだろうかと考えると何もありません。お金を浪費することは得意ですが、自分が会社から離れて何ができるのか考えると情けないことに何も出来ない自分がいるだけです。ヨットは好きですがとてもビジネスにはなりません。できるとすればアウトドアライフの楽しさを人に体感してもらうぐらいです。自然を相手にすることは楽しさばかりでなく、常に危険と隣り合わせです。自己責任で危険を回避するテクニックや判断力を子供たちに付けさせてあげたいとは思うけど、現代の親たちは危険なものから遠ざけることが親の責任だと思っているようだし、何かあればすぐに指導者や行政のせいにする世の中ですから依頼する親なんかいないと思います。現在の日本は平和すぎて、自己責任を負わない国民になってしまったので困ったものです。

海も山も同じですが、自然の中で楽しむことは気象条件によってまったく異なってしまいます。そのため常に最善の備えを身に付けておく必要があります。ロープの結び方、停泊場所やキャンプ地、観天望気、食事や排泄etc非常時の生きていくための知恵を知り実践できることが重要です。都会生活に慣れてしまうと何もできない人間ばかりとなって滅んでいくしかないような気がします。「猿の惑星」と言う映画がありましたが人類が便利さや科学技術にだけを頼りにするようになると原始的な猿に滅ぼされてしまうのは100年後200年後には起こり得る話だと思っています。そうならないためにも若い人達に古代からの原始的な生活の知恵を伝えていく必要があると思います。このことはビジネスにはならないことですが分業化され過ぎた社会に、人が一人でできる知恵を後世に残して行くプログラムに関われたらいいなと思った次第です。

SOHOビジネスからかけ離れたことになってしまいましたが、自分ができそうでかつやってみたいたいことでした。
明日は早朝からヨットで釣りに行きます。釣れるといいのですが。
それではまた。
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