”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年12月12日 21時40分28秒 | Weblog

 

12月12日(月)晴

片方で原発の収束を告げるようなニュースが流れる中で、都会では高濃度の放射性物質がゴミ焼却炉から出る焼却灰や人工河川の河口から検出されているようです。しかも高濃度の焼却灰をどこにも処分できずゴミ焼却場に保管されているものが満杯になりそうだと言うことです。国が決めた処分方法に沿って処分することもできず、このままではゴミ処理ができなくなってしまうと言う問題が出て来たそうです。

原発事故の影響は収束どころかまだまだ続きそうです。もうこうなるとどこかの無人島にでも穴を掘って放射性物質を処分して、100年ぐらい立ち入り禁止にでもしないとどうにもならないような気がします。チェリノブイリでは未だに使えなくなった土地が厳重な管理下に置かれていると聞きます。我々は冷温停止状態の見通しがたったと聞いて、ほぼ終わったかの印象を持ちましたが、現実はまだまだ長く尾を引く問題のようです。放射性物質を除染するバクテリアでも発見されない限り、人間にとって脅威の存在であり続けるのかもしれません。

それでも原子力に依存せざるを得ないと言うほど地球上には人類が繁殖し過ぎたと言うことなのでしょうか?最近北米で安価な天然ガスのような物が注目されて、化石燃料復活の話も聞かれますが、こちらも二酸化炭素の問題もあるだろうし、いずれは早晩枯渇の問題も出て来るだろうし、所詮一時凌ぎでしかないような気がします。まぁ未来を考え心配しだしたらきりがないので、多分我々は出来得る限りの努力をして天命を待つ心構えで生きて行くしかないのだろうと思います。問題は大きな危機に直面しないかぎり人々の足並みは揃わないと言うことかもしれません。地球の未来を心配するよりも、明日のわが身を心配しろよと言うことですね。残念ながら結局は自分もわが身となっているようです。やんぬるかな!ではまた。