”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2013年10月23日 13時33分20秒 | Weblog

10月23日(水)曇

すっきりしない日が続きます。週末に久しぶりにヨットに乗ろうと思っていましたが、台風が早く通り過ぎてくれない限り無理そうです。

ところで最近、企業における不祥事が多すぎます。利益を上げるために苦労しているのはわかりますが、だからと言って客に嘘をついて物を売るような企業が後を絶たないのは困ったことです。三重のコメ卸業者の偽装米、大阪のホテルの料理材料の偽装、日本郵政通販の国産馬刺しの偽装、など次々と出てくる訳ですからこの国のモラルは一体どうなっているのでしょうか?自分はこのような不誠実な人間が多くなった一因として戦後の教育において、米軍の意向によって「道徳」の時間が無くなってしまったことがあるのではないかと思っています。元来日本人は愚直な誠実さが美徳であったと思われますが、グローバリゼーションの中で世界と渡り合うにはもっとズル賢さが必要だと言った間違った風潮が起こってきたことにも問題がありそうです。利益を得るためにあまりにも短絡的な考えで、しかも何年も続けていたとはまったくけしからん話です。

自分はこんな話が出る度に、修身教育を復活すべきだと思います。技術が進歩して学習内容が複雑多岐に渡り時間が足りないと言われますが、実際世の中に出て学校の知識がどれだけ役に立つか疑問です。学校で学ぶべきことは心のあり方と知識を追求するための手法だと自分は思っています。
心のあり方とは生き方の哲学であり、義・勇・仁・礼・誠ではないでしょうか。そう言う生き方をしている人間にもっと日があたることを思わずにはいられません。
知識を学ぶ方法とは物事を調べ推論するために必要となる基本的な知恵です。文章の構成の仕方、数字やグラフの使い方、自然界の営みや人間の歴史など社会生活に必要となる基本的な知識と物事を深く知るための手段手法です。

と言っている自分も戦後の教育を受けてきた人間ですからあまり偉そうなことは言えません。