月刊とれいん535号(2019年7月号)に発表させて頂いた広島電鉄1080。入線当時のピカピカな状態で作成したのですが、時間がなく見切り発車してしまったところも多く気にかかっておりました。
今回追加工作とあわせ1978年頃の走り込んだ姿に手直しすることにしました。
車体にフラットアースで赤みがかった墨を入れ、艶消しクリアを吹く作業です。これがなかなか難しく、やり直しの連続でした。
墨入れ後全体にも薄めて吹くのですが、塗り過ぎて綿棒とコンパウンドで磨き直し、改めて塗るという。
実物と同じ汚し、ウェザリングをするのではなく雰囲気を掴んで、あの頃の感じが出ればよいなと。
必ずしも実物通りではないけど、実物を思わせるお化粧のような工程です。以前も何処かに書きましたが、メーキャップと呼ばせて頂こうかと思います。