鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

ヒロデンまつり その2

2020-06-15 05:50:00 | 工作記録 津田沼第二工場










そうこうしている内に、次回作もじりじりと進行しております。kitcheNさんの新作キットでして、箱にして下回り調達から加工(これが苦労しました)
現在はオデコをプラ材から作成しております。
休日と帰宅後、あまりにも集中していたので、ブログがお留守になりました。申し訳ございません(´・ω・`)
さてヒロデン。阪急920が鉄コレ事業者限定で出たのはもう15年くらい経つのでしょうか。
これはイケる‼︎と早速入手し切り継いで、これを作りました。今観ると車体幅がアレですが、当時は狭幅動力が出るなんて思いませんでしたから。これはコレで取っとこうと思います。
動力はTM-02を改造。概ね1979年頃のイメージですが、この頃偶数車のビューゲルを西鉄から買ったPT-52あたりに付け替えていました。
なので此処は好みです。実際に偶々このビューゲルを上げて軌道線を一両で走る姿に何度か遭遇しています(2001がくっついた姿も)
あれはたまげますね、白昼堂々でしたし。カメラがあればなあ、と。
kitcheNさんのキットも手元にあるので、いずれもう1本作りたいとは思っておりますが。






キットを組んだ1033。以前も写真を出しましたが、台車を取り換えてから撮ってなかったので改めて。
やはりはみ出してないのがいい感じです。やはり自作のテールライトがカッコイイ。実物は概ね1980年頃には休車になってしまいましたから、ひときわ懐かしいです。
あまり精神状態がよくない時に作ったんで、今ならこうしておきたかった・・という点もありますが、まあ自分なりに頑張ったかな、と。
張り上げ屋根の1035は、流石に自分の作品として看過出来ない仕上がりなので、ただいま休車入庫中。
いずれ全面的に作り直します。
あとは1050。1090もありますが、その時代に広島を離れていた自分は馴染みがないので、非冷房の1053+1054で作りたいと思います。
そして大物1040。
さらに16番でも各種作るべく準備をしております。


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ヒロデンまつり

2020-06-11 12:12:00 | 工作記録 津田沼第二工場






1080の撮影をした時に、旧作のヒロデンも一緒に撮っておきました。過去にあまりちゃんとした写真を残していないのでこの機会に。
2009年のTMSコンペで佳作をいただきました。
車体は鉄コレ日車標準形を2両切り継いで作成。
やや平べったい前面と、NA-4P台車がちょいと重く感じられますが、全体的にはまだまだカッコいいな、と。

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1080更新大作戦 その3 完成しました

2020-06-08 19:00:00 | 工作記録 津田沼第二工場


最近Twitter始めました。アカウントだけは大昔からあったのですが、2か月ほど前から稼働させ始めまして。工作人口が多いというか、いろいろ刺激を受ける作例いっぱいで興奮しております。
その中でも弊ブログの読者様と知り合う機会がありまして、かつて綴った長野電鉄1100の製作記事から自分の作品を作られた方としりあえたり。
はたまたわたくしが月刊誌に記事を書いた時を選んで雑誌を買われてる方もおられまして、なんとも嬉しいというか、もっと頑張らにゃならんなあ、という思いを強くしました。
基本的私はこのブログを一番大切にしております。これからもそれは変わりません。
3つ前の記事にコメントをくださったkk-kiyo様は、中学時代のクラスメイトでして、実物調査でもナローゲージの模型自作でも、当時から冴えた腕を魅せておりました。約40年経った今も声をかけてくださるなんて、本当にありがたいです。












我ながらなかなかカッコいい(´∀`)
昨年雑誌に発表した時は、入線したてのピカピカ時代を意識したのですが、仕上がってみるとなんとも違和感が拭えないものでした。
タミヤのフラットアースでメーキャップ(ウェザリングの自分流のやつ)を施し、台車をGMブリルに交換。動力台車もTM-11と振り替えWBを短く。
全体に雑な工作だったところを徹底的にに直しました。ついでに行先も「西広島=宮島」へ変更してあります。
元の塗りが厚かったのでややぼってりした仕上がりになりましたが、目を瞑りました。




1081のパンタと連結面妻板。パンタの碍子に銀を入れ(好みです)一体成形のベンチレーターと配管にメーキャップを施せば見違えます。
ホロはカトーのモハ80用、カプラーはカトーカプラー自連でしたが車体に当たりがちでしたのでGMナックルに変えました。




1082パンタまわりと側面。ランボードの抜けて無いところにはフラットアースとフラットブラックを混ぜたものを塗りました。黒では強すぎます。
床下機器と台車もフラットアースを吹いてあります。台車は下塗りにクレオスサーフェイサー1000ブラックを吹きましたが、なかなかよい食いつきです。


動力ユニット。先程申し上げた通り、TM-03にTM-11の台車まわりを組み合わせました。T台車側はウォームギアを抜いてあります。
台車枠はGMブリルをゴム系ボンドで貼りました。
今回は1081の天井板をくり抜いて前回つけられなかった室内ウェイトがはめられるようにしました。調整の結果走りはグンとスムーズになり、車端の床下機器があってもR140を容易に通過できるようになりました。
全体に走り込んだイメージになり、見慣れた1080の姿が帰ってきました。
いや〜、今夜の酒は美味いです。






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くもりガラス

2020-06-05 20:43:00 | 工作記録 津田沼第二工場


1080の戸袋窓は阪急由来のくもりガラス。以前はガラスパーツ裏を明るいグレーに塗って表現していたのですが、去年作った上田丸子5252でメンディングテープの表現を試して好結果を得ましたので、それ以後は全て切り替えました。
窓セル車は問題ありませんが、嵌め込み窓の車輌に対してはそのまま適用できませんので今回ちょっと考えました。


これです。
最近は100均でも容易に手に入るスコッチメンディングテープ。美しい艶消し面が表現出来ます。




この旧表現のガラス。裏側をヤスってツライチにします。最初は#180から始め#400→#800→#1500と進めて、最後は#5000で仕上げます。なお#5000は最近セリアで容易に手に入れることが出来ますので重宝します。


こんな感じ。これは窓枠の色も落としたので、改めてクリーム4号を艶消しにしたもので塗り直しました。


メンディングテープを戸袋窓パーツの裏に貼り込み、空気が入らないよう綿棒でよく擦ります。フチを0.3ミリくらいつけて切り出し、車体裏から貼り込めばOKです。
案外メンディングテープの接着力は強力で、普通の扱いならまず外れはしないと思います。




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1080更新大作戦 その2

2020-06-01 09:14:00 | 工作記録 津田沼第二工場


月刊とれいん535号(2019年7月号)に発表させて頂いた広島電鉄1080。入線当時のピカピカな状態で作成したのですが、時間がなく見切り発車してしまったところも多く気にかかっておりました。
今回追加工作とあわせ1978年頃の走り込んだ姿に手直しすることにしました。


車体にフラットアースで赤みがかった墨を入れ、艶消しクリアを吹く作業です。これがなかなか難しく、やり直しの連続でした。
墨入れ後全体にも薄めて吹くのですが、塗り過ぎて綿棒とコンパウンドで磨き直し、改めて塗るという。
実物と同じ汚し、ウェザリングをするのではなく雰囲気を掴んで、あの頃の感じが出ればよいなと。
必ずしも実物通りではないけど、実物を思わせるお化粧のような工程です。以前も何処かに書きましたが、メーキャップと呼ばせて頂こうかと思います。



コメント (2)
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