いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

だれが安心すれば解決するのか

2018-03-29 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

こんにちは~。

ここのところ毎日初夏の陽気。花粉も紫外線も油断大敵!!

黒地のChoco.さんもそろそろ冷感シャツに衣替えかな。

トレーニングというと、段階を踏んで…が当たり前なはずなのに、

なぜか問題とされている行動は一発で解決したいと言われがち。

Choco.は、我が家にきてからお留守番で吠えて大騒ぎは全く影を潜めたけれど、

外出時私がChoco.から離れるとそれはそれはパニックになります。

トイレに行くぐらいだったら、すぐに戻ってくるぐらいわかるだろうと思うのに

この世の別れかっていうくらい絶叫していました。

この状況は解決してあげたいけれど、リードは預けなきゃ練習できないしなぁ…。

リードを持ってChoco.といっしょに待ってくれる人はChoco.にとって

安心できる人がいいなぁと思って…そうしたら

そうです。散トレの時に毎回トイレに行くことにして

チャーリーママさんにChoco.のリードを持っていただくことにして練習を開始しました。

初めはママさんが持っていてもそれどころじゃないってChoco.で、

トイレまでも絶叫が聞こえてくるほどだったのに、

それが、ある時声が聞こえず、トイレから出てくる姿を見ても座って待ってて…。

こういうことってChoco.自身が大丈夫にならなきゃ解決しないのだなぁと思ったものでした。

犬の問題行動は、「ヒトにとって」であることが多くて、犬にとっては問題ではないことで

私から離れる時のChoco.の絶叫も、Choco.にとっては生死にかかわるくらいなことかもだし、

まずはそこは、「そうだよねぇ」と共感してあげて、でも吠える必要がないなって思えるように。

「すぐに帰ってくる」という安心感は、待っている間も安心できる環境でないとね。

「吠えるな!」の声は「すぐに帰ってくる」と結びつかないでしょう?

だから「叱り」はこういうときの犬には届かないものなんですよね。

取り組むときには、いつも犬の気持ちに寄り添っていたいです。

 

 

造園家さん自慢のサクラ

 


3月28日(水)のつぶやき

2018-03-29 | 叱りも罰もない犬との暮らし方