いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

推進員親睦交流会

2024-03-06 | 動物福祉・推進員活動
今日は推進員親睦交流会に参加してきました。
今期の推進員は58名で、それぞれの居住区に配属されています。
区の職員さんもそれぞれの区が独立しているので、
私たちもなかなか横のつながりがないのが現状です。

活動の中でなにかアドバイスがもらいたいときも
誰に聞いたらいいのかわからないときもあるし、
それぞれの区でやっていることもできれば全区で
共通のものがあればその方がいいよね、ということもあるので、
私たちが情報共有ができると活動がひろがるのでは?
で、今日の交流会になりました。

私が今回の交流会の中で特になるべく早く道筋をつけたいのが、
独居の高齢者が飼育している犬や猫のことでした。
2019年に「多頭飼育対策ー福祉と動物に関わる人との連携」について
検討会の傍聴をしたことがありましたが、多頭飼育はもちろんですが、
高齢者の予期せぬ入院や死亡のときのペットのことがあります。

実際にあったこととして、
〇独居の方が急死して、ペットの犬が数日放置されていた。
➡犬は当初は行き場がなかったが、
 ご近所の方がしばらくはお世話してくれてその後親類に引き取られた。

〇独居の方が急死して、残された猫は保護されたが、譲渡した方が
 引き取ろうとしたときに個人情報保護の関係で教えてもらえなかった。
➡ねこは、かかりつけ医から問い合わせた時には高齢だったためか
すでになくなっていた。
他には、出先で倒れてそのまま入院。家には猫が残されて…なども。

災害も同様に、緊急事態があったときに、
たとえば、親戚やご近所や社協やケアプラザ、民生委員等の
関係先にペットの情報を共有してもらうことが大切だと思いました。
なにをどうすれば?ですが、

推進員の方が関わっているいそねこ協議会さんでは
ペットの終活ノートをダウンロードできます。
(Topページのカテゴリー、ダウンロードのページにあります)
内容を参考に、テンプレートを作成するのもいいのではないかと思います。
関係者への共有と自宅の目につくところに貼っておくと安心です。

人の問題とペットの問題は切り離して考えられないはずなのに、
個人情報保護から共有がしにくいのが現状です。
行政が後ろ盾になって、推進員がそういう活動にも協力できると
いいのになぁと思います。