昨日は小田原でワンラボに参加しました。
ワンラボは、
科学的かつ動物福祉に則った犬育てを飼い主さんが学ぶ、学び場です。
4月のテーマは、「ボディランゲージ」
「動物行動学から犬を知ろう」NO more 支配性理論!
そして、ハズバンダリートレニングの下ごしらえのお話でした。
犬さんと暮らしているとき
犬さんの行動や気持ちをヒト目線で見て解釈していることってありませんか?
例えば、知らない犬さんと出会った愛犬が小刻みにしっぽを振っているとき、
それって本当に友好的なしぐさなんでしょうか?
犬さんがいたずらをしたとき叱られて、なんとなく上目遣いで飼い主さんを見る時
それって本当に反省しているからでしょうか?
犬さんのしぐさ(ボディランゲージ)を正しく知って理解して、
その前に犬さんにとってなにがあったか、あるいは自分がどうしたか?
そんなことをちょっと気にしてみませんか?
犬さんも、飼い主さんももっと暮らしやすくなると思います。
同時に犬さんを思いやってあげられると、犬さんからも頼りにされるはず。
あなたは、油断すると犬さんが飼い主を支配する!とまだ思っていますか?
今、あなたの目の前にいる犬さんは、虎視眈々と家庭内の最上位をねらっているでしょうか?
もしそうだったら、そんな犬さんが自分のそばにいてリラックスできますか?
そして…犬さんはどうでしょうね。
もっと犬さんのことを学んで、笑顔でいられる犬との暮らしを目指しましょう!!
チャーリードッグスクール必読書:
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ジョン・ブラッドショー著 | |
犬の科学は、人間が犬の気持ちをどう解釈しているかだけでなく、犬が周りの世界を
どう感じ、どう把握しているかも教えてくれる。
…(中略)…それぞれの場面で犬の脳と飼い主の脳に届いている情報は
全く違うのだ。人間は視覚に頼って生きているが、犬は主に嗅覚に頼っている。
…(中略)…犬の世界を完全に理解しようとするなら、犬が何を感知できて
何を感知できないか、何がうれしくて何が嫌いかを知るのに、科学の力を借りる必要がある。
(引用:犬はあなたをこう見ている―はじめに18~19Pより)
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トゥーリッド・ルーガス著 | |
エー・ディー・サマーズ |
カーミングシグナルは、犬さんのボディランゲージのひとつです。
主に、カーム=自分や相手を落ち着かせるためのシグナルです。
もともと争いを好まない犬さんたちにとってとても大切なサインです。
飼い主さんも読み取ってアシストしてあげたり、
シグナルを出しやすくしてあげられるといいですよ。
青木 愛弓著 | |
誠文堂新光社 |
犬さんたちの自発的な行動は、学習によって増えたり減ったりします。
応用行動分析学(ABA)とは、行動の法則に基づいて、実社会で生じる人間をはじめとする
動物の様々な行動の問題を解決することに取り組む学問です。(引用:インコのしつけ教室)
ワンラボの後は、おいしいランチを食べながら…
ここでも犬談義は続きます♪
私も参加しているワンラボは、どなたでも参加できますよ。
犬育て、迷っている人もそうでない人もぜひ参加してみてくださいね。
お問い合わせは…ワンラボ にお気軽にどうぞ。
次回は…5月9日(火)10:00~12:00 小田原UMECO
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