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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その113 参入障壁が高い特徴的な会社(アリアケジャパン)①

2017-11-11 06:03:22 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



参入障壁が高い特徴的な会社(アリアケジャパン)①

コンビニの弁当や総菜、外食チェーンの中華や洋食、即席めんなどの加工食品には欠かせない存在が、「アリアケジャパン」です。

その企業名を消費者が目にする事はほとんどないと思います。

アリアケジャパンは、企業向けに、豚骨や鶏ガラ、牛骨などを原料とする畜産系の天然調味料を供給しています。

しかも、畜産系の天然調味料で約5割のシェアを握っています。

1966年に創業した同社は、昨年6月に会長から特別相談役に退いた岡田甲子男氏が一代で築きあげました。

主要顧客は、コンビニ最大手のセブン&アイ・ホールディングスや外食大手の日清食品ホールディングスなどがすらりとならんでいます。

著名シェフのジョエル・ロブション氏のレストランでも同社のブイヨンが使われています。

売上構成比は外食向けが4割、コンビニなど昼食向けが3割強、加工食品向けが3割強となっています。

2017年3月期(連結)の業績は8期連続の増収増益で、売上高が約488億円、営業利益は約103億円でした。

食品メーカーは一般的に収益性が低いが、アリアケジャパンの営業利益率は2割を超えています。

投資家からの評価も高く、過去5年で株価は約5倍に上昇しています。

約3割の株式を保有する外国人投資家が株価を支えているといわれています。

このアリアケジャパンの強みは、生産体制とマーケティングであると思われます。

同時に参入障壁を高める要因となっています。

天然調味料はコンピューター制御でほぼ全自動で生産され、顧客が求める味のデータをコンピューターに入力すれば、鶏ガラや野菜などの原材料が投入されたタンクからスープのエキスが抽出される仕組みを持っています。

創業当初の生産現場は、人手を使って巨大な鍋に原材料を入れ、グツグツと何時間も煮詰めていくという過酷なものでした。

まさしく3K職場だったのです。

ですから、人の出入りも激しかったことから、自動化を進めて来て、約20年前に生産プロセスの完全無人化を決断しました。

売上高100億円ほどの会社が100億円規模の金額を最新鋭の工場に投じたのです。

無謀と思われた独自設計・開発した設備への投資が、現在の高い生産効率と参入障壁につながったと言えます。

(続く)



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