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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その129 はがせる顔ペイントで注目【POOLの戦略】②

2017-11-27 08:16:28 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

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はがせる顔ペイントで注目【POOLの戦略】②

POOLの中村社長いわく、ステンシルに力をいれるようになったきっかけは、夏休み期間にお台場のテレビ局のイベントに出展して、人気漫画の「ワンピース」にちなんだミラクルペイントをステンシル付きで販売したところ飛ぶように売れたとの事です。

今では、季節やイベントに合わせて100種類以上の図柄を揃えているそうです。

ハロウイーンパーティーやクリスマスなどイベント毎に気分で買い替えるため、常にミラクルペイントとの合わせ買いが見込めるというのもマーケティングとしてもすばらしいと思います。

さて、POOLという会社をもう少し詳しく見ていきましょう。

ここにも、我々が学べる事があると思います。

POOLはもともと、スマートフォン向けにアプリ制作やウエブサイトを使ったマーケティング支援を行っており、社長の中村氏はその事業を通じて、ミラクルペイントを知ったのです。

当時はハガレックスという製品名だったが、その製造会社のマーケティング支援を行う中で、中村社長は製品にほれ込んでしまいました。

数年、事業支援をしたのですが、2013年にハガレックスの製造権や販売権を中村社長が買い取る形で、品名をミラクルペイントに改め再出発をしたのでした。

様々なイベントに出展してアピールしていましたが、知名度もない会社が販売数を伸ばす事に難しさを感じていました。

そんな中、意外なところから声がかかりました。

ウルトラマンのイベント主催者からでした。

ミラクルペイントを販売するのではなく、イベントの来場者に対して、ウルトラマンにちなんだフェイスペイントをしてもらえないかという依頼だったのです。

お台場でのワンピースのキャラクターにちなんだフェイスペイントを、担当者がたまたま見かけたことがきっかけでした。

これが大きな転機となり、同じ主催者の別キャラクターのイベントや、そのイベントを見に来ていた競合他社からイベントへの参加依頼が殺到したのです。

中村社長は「イベントを通じた知名度向上は大きかった」と説明しています。

(続く)



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こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

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