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マーケティング研究 他社事例 439 「下火だった燃料電池車2」 ~EVシフトも何のその~

2019-11-06 09:15:16 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 439 「下火だった燃料電池車2」 ~EVシフトも何のその~


FC(燃料電池)がLIB(リチウムイオン2次電池)に比べて強い用途はまだあるようです。

それがバスやトラック、そして意外ですが列車だそうです。

航続距離の長さと水素の重点時間の短さが決め手で、中国では2016年以降、FCを搭載したバスの営業運転が次々に始まっています。

それに伴い、トラック市場も動き始めました。

ビールメーカー、アメリカのアンハイザー・ブッシュは2018年、アメリカの二コラ・モーターが2020年以降に納車予定の「FCトラック」を最大800台リースする契約を二コラ・モーターと結んだと発表しました。

アンハイザー・ブッシュは2017年にアメリカのテスラのEVトラックを40台発注しましたが、台数はFCトラックの方が20倍も多い事になります。

ドイツでは2018年、FCを駆動用電源に用いた列車の商用運行が始まりました。

現在のディーゼル車両は環境面からやめたい一方、架線を敷くには費用や時間がかかるために、架線不要で排ガスも出ない「FC列車」に白羽の矢が立った格好です。

実は日本でも鉄道総合技術研究所はドイツに近い設計のFC列車を2000年代半ばに開発していたのですが、ドイツに比べて電化が進んだ日本では残念ながら日の目を見なかったのです。

しかし、ドイツでの動きを受けて、同研究所は開発の再開を検討中との事の様です。

一休みしているうちに海外に追いつかれて目が覚めるといった状況でしょうか?

日本の自動車メーカーのFCVでも状況は変わりません。

トヨタ自動車は2014年、ホンダは2016年とFCVの量産化では世界的に早かったのですが、大きなモデルチェンジをしていない現状です。

その間、多くの海外自動車メーカーがFCVの量産やコンセプト発表を実施し、日本の立ち遅れが目立つ格好になりました。

最近トヨタは2020年以降にFCVのラインアップを拡充する計画を明らかにしましたが、世界に追いつけるかは、これからの企業努力次第と言えます。

さらに、インフラ面でも大きな問題が日本にはあります。

公的な水素ステーションの設置数でも日本は世界に追いつかれつつあり、今後は徐々に水をあけられていく見通しが立っており、未来は明るいとは言えません。

アメリカではメーカーの戦略も熱心さが目立っています。

プラグ・パワーはFC製品を提供する顧客の倉庫に、FCフォークリフトに水素を充填する水素ステーションや水素タンクを設置し、水素供給サービスも同時に提供しているのです。

二コラ・モーターも2022年前後には北米の364ヵ所2028年までに700ヵ所に独自の水素ステーションを設置する計画を立てています。

同社は水素製造にも乗り出し、2018年に水の電気分解で水素を製造する装置の大手、ノルウェーのネルから同装置を448台購入する計画を発表したのです。

一方、世界のフォークリフト市場で40%前後と高いシェアを握るトヨタグループは2016年、独自のFCフォークリフトを開発し、2018年11月には自社工場に水素ステーションを設けて20台を導入しました。

中国にも独自の水素ステーションを設けていますが、多数の水素ステーションを展開する事業計画は聞こえて来ていません。

日本と海外の温度差は広がる一方だと言えます。



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