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マーケティング研究 他社事例 444 「銀行人材の流動化2」 ~狙いは人材流出食い止め~

2019-11-13 08:27:11 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 444 「銀行人材の流動化2」 ~狙いは人材流出食い止め~


6月1日に始まった主要企業による2020年春卒の学生の就職選考活動ですが、就職支援のディスコが調査した「キャリタス就活2020就職希望ランキング」でメガバンクのうちトップ10に入ったのは5位の三菱UFJ銀行のみでした。

みずほFGは20位、三井住友銀行は28位に沈んでいます。

わずか3年前には、トップ5に3行とも入っていたことを考えると落ち込みは著しいと言えます。

その理由について、ディスコは、「採用数を絞っていることに加え、もはや安定起業というイメージがなくなったことから敬遠されているのではないか」と分析しています。

他業界に目移りする若手人材を何とか取り込みたいところに、みずほが副業を解禁する狙いの一つはそこにあると考えられます。

銀行の副業容認の先行例としては、新生銀行があります。

昨年4月から全社員を対象に副業を認めており、すでに約50人が申請しました。

趣味の延長で音楽指揮者として活動したり、仕事の延長でベンチャー企業の財務担当役員を務めたりといった事例が出て来ています。

ただ、新生銀行の担当者は「銀行が就職先として人気が落ちる中、多様な人材を確保する面もあって導入を決めたが、数字上で目に見えた効果が出ているとはまだ言えない」と明かしています。

効果があるのかについてははっきりしないものの、みずほの動きを契機に副業解禁を検討する銀行は増えていくとみられています。

地方も含め、これまで人気の就職先として優秀な人材を抱え込んできた銀行の姿勢が変われば、副業の浸透度合いが高まることにつながりそうです。


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こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

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