Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

紫陽花の思い出

2011-06-23 | ガーデニング

紫陽花の季節ですね。紫陽花は大好きで、挿し木で次々と植えていったら、数も増えたし、私の身長よりも背が高くなっているものもあります。
紫陽花は、土壌の質によって、花の色が決まるとか、決まらないとか・・・・・・わが家には、ブルー系が無くて・・・・・・

なので、こんなスタンダードなピンクや白色。
      

       
こちらは『墨田の花火』と言うガク紫陽花。うす~いブルーでしょうか。
    

164㌢の私より背が高い柏葉紫陽花の円錐形の花と、小花がびっしり詰まったアナベルの白。
    


いつも我が家の前を朝夕、雑種犬サスケくんと散歩していたおじさん。
わが家のベランダに干してある長男の野球のユニフォームに目をとめて『ワシも若い頃は、野球をやってたんじゃ。カープの入団テストも受けたんじゃ』と、話しかけられたのがきっかけで、かれこれ数年間、挨拶したり、立ち話をしたりする仲でした。
おじさんはある日、『紫陽花が好きなんなら、分けてあげよう~』と、自分のうちの紫陽花2本を我が家に持ってきてくれてました。
お礼に私は、我が家で実ったさくらんぼを差し上げたり。

『野球が大好きなんだけど、娘しかいなくてね~』、と、よく野球の話しをしてました。
その間、中学生だった長男は、高校生になり・・・・・・・長男の進学した高校がたまたまおじさんの娘さんの母校だったようで・・・・・・最後の高3の甲子園予選では、会ったこともないうちの長男の試合を応援に来てくれました。
私は名前や自宅を聞きそびれ、ずっと『サスケのおじさん』と呼んでいたのです。うちの家族にも『サスケのおじさん』で通用していた。


ここ1年くらい、散歩をする姿を見かけなくて、気になっていたので・・・・・・犬を飼っているご近所さんに『こんな感じのおじさんで、犬の名前はサスケで』と尋ねたら・・・・・・『あぁ~3丁目の〇〇さんだと思う。1年前くらいに急に亡くなったのよ。まだ60代でお若かったのに』


立ち話だけの仲だったけど、やっぱり淋しいなぁ
サスケのおじさんにもらった紫陽花。わが家でしっかり根付いて、咲いています。
お名前とご自宅を教えてもらったので、今度お線香だけでもあげさせてもらおう、と思っているのです。
                     


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