軽~く、祝杯を挙げたかったけど、お酒に弱いもので、お酒たっぷりなこのオトナ味のスイーツで代用しました。
私の好きな老舗のフランス菓子のお店「ポワブリエール」のサバラン。
サバランというお菓子は、ブリオッシユを切って、シロップにたっぶり、しみ込ませて、さらにラム酒やキルシュ酒をかける、というもの。
これなら、甘いもの苦手、お酒大好きなオットでも食べれるだろう~、と2つ買ってきました。
ひと口食べただけでも、したたるほどにお酒がしみ出てきます。
「お酒がすごくきいてるねぇ~」とオットに投げかけてみると・・・・「う~ん、これくらいじゃわからん。もともと、僕の体は、いっつもアルコールが詰まってるから」
お菓子に沁みこませたアルコール量じゃ、ピンとこないようです。
祝杯をあげたいな、と思ったのは、長男の卒業認定通知が届いたから。
ホント、ささいな当たり前のことなのですが、これが来るまでは安心できなかったのです。
いたって凡庸なのに、大事な時にハプニングが起きるのが、長男の特徴。
長年続けていた野球で、最終学年でレギュラーになった途端に、大けがをして、1年間選手生活を棒に振ったし、高校受験の時はA判定だった私立の特進コースに落ちてあわてた。
なんといって、大学センター試験で、出願科目とは別の科目を解いて、1科目分ほとんど得点が無かった、という大失態もある。
今回も、大学4年生の後期で、一般教養の単位が足らないことに気づいて、あわてて体育で卓球を選択してました。
4年で体育をする学生なんて、めったにいないから、1年生がメチャ気を使ってくれて、試合形式では全戦全勝だと言ってました。
おかげさまで、無事卒業が決まりました。
何かに打ち込んだり、やりたいことに邁進している大志ある若者に比べて、ホント、小っちゃくて・・・・