

これから迎える海水浴シーズンを前にいま、各地でサメの目撃情報が相次いでいます。さらに、黒潮の流れが南に大きく迂回する「黒潮大蛇行」によって、今後、関東にも入ってくる可能性があると専門家が指摘しています。
6/23/2022
【画像】沖縄の干潟に次々と打ち上げられたオオメジロザメなど(全15枚)
干潟に”人食いザメ”が4匹…「普通ないこと」
写真に納められたのは、干潟に横たわった、灰色の生き物。 写真を撮影した「漫湖水鳥・湿地センター」の、平良小百合さんは「6月17日の夕方にこの川で見かけました。こういう川に入ってくるのはオオメジロザメだと思います」と話します。 オオメジロサメが横たわっていたのは、沖縄県那覇市の中心部にほど近い干潟。河口から3キロほど上流です。 オオメジロザメは体長2メートルから3メートル、人を襲った例もある大型の獰猛なサメですが、見つかったのは1匹ではありませんでした。この場所で、4匹も確認されたというのです。 漫湖水鳥・湿地センター 平良小百合さん: ここに4匹死んでました。こうやって4匹も干潮の干潟の上で死んでいるっていうのは普通ないことだと思う
繁華街から5分の場所に… 川を上って住宅街近くまで来ることも
さらに、人気の観光スポット「国際通り」から徒歩で5分ほどの場所でも… 5月19日、住宅街を流れる久茂地川をサメとみられる生き物が泳いでいるのが撮影されました。この周辺では、目撃情報が相次いでいます。 目撃者: 80センチくらいかな。ゆっくりゆっくり泳いでいた。私、最初は分からなかったんです。ある人がこれサメですよと。見たらサメだった。向こうから上がってくる。
ゆっくり 安里川ファンクラブ・高嶺太一 代表:
一番直近だと、20日に見ました。
(見つけたのは)そこの川の上流になるので。いないかな… 6月20日にオオメジロザメを目撃したというのは、沖縄の河川の愛護活動をしている「安里川ファンクラブ」の高嶺太一さん。21日、一緒に探してみましたが、オオメジロザメを見つけることはできませんでした。 なぜ、海から離れた内陸部や住宅街を流れる川に現れたのでしょうか。サメの生態に詳しい、東海大学海洋学部の堀江琢准教授に話をきくと…
東海大学海洋学部・堀江琢准 教授:
沖縄は昔からオオメジロザメの生息する地域になっていて、西表島とか沖縄本島も、たまにオオメジロザメが川を上がってきてるよ、ということは報告されてます 淡水でも生きられるオオメジロザメは、川を泳いで陸地の奥まで来ることもあるといいます。 梅雨が明け、夏を迎えようとする沖縄で、相次いで目撃されるサメ。しかし、目撃談は沖縄だけではありません。