新入社員の約半数が「10年以内」に退職予定…働き続けない理由に男女で“明確な差”も? 理由を調査した企業に聞いた
8/29(月) 11:42配信
FNNプライムオンライン
転職が一般的になりつつあるなか、新入社員の約半数が「10年以内に退職予定」と考えていることが分かった。
男女で「ずっと働くと思わない」理由にも違いが…
詳しい調査結果を見る マイナビが運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」は8月4日、「新入社員の意識調査(2022年)」を発表。2022年に新卒入社した男女の新入社員800人を対象に、インターネット調査を実施していた。
この調査で、「今の会社であと何年ぐらい働くと思いますか?」と尋ねたところ、
28.3%が「3年以内に退職予定」と回答し、
「10年以内に退職予定」は51.0%となった。
なお2021年に実施した調査でも、「3年以内に退職予定」が28.3%、「10年以内に退職予定」は51.0%で、前年との数字に変化はなかった。
今の会社で働き続けない理由は男女で明確な差があらわれ、
男性の上位3つは
「転職でキャリアアップしていきたいから(33.9%)」「色々な会社で経験を積んでいきたいから(31.7%)」「給料がいまいちだから(29.4%)」と、自身のステップアップに関係する理由が多かった。
一方、女性の上位3つは
「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから(43.6%)」「給料がいまいちだから(26.0%)」「色々な会社で経験を積んでいきたいから(22.9%)」となった。
「今の会社であと何年ぐらい働くと思いますか?」の回答を“働きがいがあるかないか”で見ると、
“働きがいがない人”は「1年未満」が約3割(28.0%)、
「3年以内」が6割(63.9%)を超え、圧倒的に勤続希望が低い結果に。
一方、“働きがいがある人”では「定年まで」が2割(22.5%)を超えていたものの、「3年以内」(20.2%)や「4~5年ぐらい」(15.2%)もスコアが極端に低いわけではないことも分かっている。
終身雇用制度の見直しや意識の変化がいわれる中で、新入社員の約半数が「10年以内に退職予定」と答えた今回の調査結果を踏まえ、企業は新入社員と、どのように向き合っていけばいいのか? 「マイナビ転職」の担当者に話を聞いた。
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