日曜日に、梼原のウッドファーム高知の、中岡君の所へ、今建築中のF邸の手摺材を取りに行って来ました。丁度岡山のM邸の、丸太材の皮むきの最中。とても綺麗な材で、Mさんの喜ぶ顔が、見えるようです。手摺材を20本ほど材を積み込み、時間も早かったので、地好峠を通って天狗高原を抜け柳谷村を通り、帰る事に、地好峠の道は高校生の頃、自転車で、土砂降りの雨の中、通った思い出があるルートです。途中まで2車線の素晴らしい道になっていて、ここは何処みたいな風景でしたが、旧道に入ると、懐かしい風景が、当時のままの感じで残っていて、本当に嬉しくなりました。ここで道に迷いそうになったっけ、ここで休んだなーと、懐かしく当時の事が、鮮明に思い出されました。昔の風景が、そのままに残っている事の幸せを、感じました。日本人が、捨てて来た風景、無くなって初めて、その大切さが分かる物なのかもしれません。ヨーロッパでは、古い町並みを残す為に、道路も建物も昔のまま残す事が、行われています。彼らも捨てて来た物が、大切な物だった事に気がついたのでしょう。それは、昔、持続可能な生活をしてきていて、ずーっと変わらないで、生活出来ていた事への、安心感へ繋がっているように思えます。日本も、今からは、百年、二百年先まで、その開発は持続可能か、考えてやる事が本当に大切に成って来ています。地方がとくに、その事を提案して行くが、、求められて来ていると思います。広い道路や、TV、大きなモールが出来る事が、幸せに成るとは思いません。一時的には、良いでしょうが、長いスパンで考える事が、日本人には求められます。世界に、その良い見本を見せられれば、温暖化や、地球危機も、良い方向に向かうと考えます。何か変な方向に話が飛びましたが、感性の豊かな若い時の旅は、鮮明に生涯にわたり残ります。若い内に旅をせよ。