今日は雨。台風が近づき明日も大荒れの天気予報。仕方が無い。泣く子と、地頭には勝てない。台風が去るのを待つのみです。台風が来るのを見越して、先日の日曜日、雨の中カヌーを積んで仁淀川に行って来ました。小雨の降る中出発。
直ぐに水墨画の世界へ。誰もいない幸せ。仁淀川を独り占め。何時も思うのだが、高知の人の、川への関心度の低さには驚き、感謝する。おかげでこの絶景を独り占め出来るのだ。
水質、連年の日本一の大河。浅瀬に来ると、空を飛ぶような錯覚。水量も多く、流れは速い。快適でした。
一番の難所、鎌井田の瀬を何とかクリアー。カナディアン半分水没したので水を出し、お昼御飯。メニューは何時もの、爆弾おにぎりとカップラーメン。ともかく旨い。後ろに見える瀬を見ながら、先ほどの戦いを振り返る。挑戦し、クリアー出来た達成感が凄い。
少し行くと、初めての集落が沈下橋越しに見える。越知から国道までの間に見える人家はほとんどないのが良いのだが、民家があるとほっとする。
幾つもの瀬を越え、一日水墨画の中で過ごし、充電完了。晴れのツーリングも良いのだけれど、小雨のツーリングはもっといい。正し、防水ハットと、透湿性のあるカッパは必需品。後防水バッグも。川を下って感じた事は、道路が良くなったのは良い?のだけれど。人工物のガードレールや、コンクリートのよう壁を作る時は、川から見た時の景観も考えて作って欲しい。せっかく日本一の川なのに、日本一の気づかいをして、工事をして欲しい。予算が無いの言い訳は聞きたくありません。日本一の川を、世界一の川に、育てて行きましょう。まだまだ高知の川は豊です。宝物を次世代に引き継ぐ事は、県民の意思に掛かっています。もっと川で、山で遊びましょう。