今年も、我が家のシンボルとなった、バラの花が咲きました。野生種に近いのか、病気にも強く、凄い繁殖能力があります。隣との境界の、目隠しになっています。肥料も消毒も何もしなくていいのですが、年に3回,剪定しなければいけないのが、手間と言えば手間です。とげが大きく刺さると、非常に痛く、防犯用に最適かも。ログハウスを建てた方から、挿し木で付くと、戴いたのですが、これほど大きく成るとは思いませんでした。でも春には、白い花を咲かせてくれ、楽しんでいます。
日曜日に、梼原のウッドファーム高知の、中岡君の所へ、今建築中のF邸の手摺材を取りに行って来ました。丁度岡山のM邸の、丸太材の皮むきの最中。とても綺麗な材で、Mさんの喜ぶ顔が、見えるようです。手摺材を20本ほど材を積み込み、時間も早かったので、地好峠を通って天狗高原を抜け柳谷村を通り、帰る事に、地好峠の道は高校生の頃、自転車で、土砂降りの雨の中、通った思い出があるルートです。途中まで2車線の素晴らしい道になっていて、ここは何処みたいな風景でしたが、旧道に入ると、懐かしい風景が、当時のままの感じで残っていて、本当に嬉しくなりました。ここで道に迷いそうになったっけ、ここで休んだなーと、懐かしく当時の事が、鮮明に思い出されました。昔の風景が、そのままに残っている事の幸せを、感じました。日本人が、捨てて来た風景、無くなって初めて、その大切さが分かる物なのかもしれません。ヨーロッパでは、古い町並みを残す為に、道路も建物も昔のまま残す事が、行われています。彼らも捨てて来た物が、大切な物だった事に気がついたのでしょう。それは、昔、持続可能な生活をしてきていて、ずーっと変わらないで、生活出来ていた事への、安心感へ繋がっているように思えます。日本も、今からは、百年、二百年先まで、その開発は持続可能か、考えてやる事が本当に大切に成って来ています。地方がとくに、その事を提案して行くが、、求められて来ていると思います。広い道路や、TV、大きなモールが出来る事が、幸せに成るとは思いません。一時的には、良いでしょうが、長いスパンで考える事が、日本人には求められます。世界に、その良い見本を見せられれば、温暖化や、地球危機も、良い方向に向かうと考えます。何か変な方向に話が飛びましたが、感性の豊かな若い時の旅は、鮮明に生涯にわたり残ります。若い内に旅をせよ。
桜が終わったと思ったら、藤がもう咲いていました。春は足早にかけて行きます。このまま、あっと言う間に、夏になるような気がします。もう、5月の連休の過ごし方を、ニュースでやっていました。ガソリンが安くなったので、車で出かける人が増え、渋滞予想も出ていました。やっぱり連休は、家でのんびりか、近場で、ゆっくりしようと思います。
三原村のポストアンドビーム。材が入り、皮むきを、始めました。高圧洗浄機で、特殊ノズルを使い、水の力で剥きます。水圧で剥くと、冬伐り材は、表皮が硬くしまり、美しく光ります。昔は、カナダスタイルで、ドローナイフと言う道具で、削るように剥いていました。良く切れる道具で一気にむ、体全体で引いて削るように剥いていました。体力も付き、ログビルダーの、最初の仕事でした。これは、ダメージが多い木の場合や、夏伐り材等、表面の状態が良くない場合は良いと思いますが、表面の綺麗な、硬い表皮の冬伐り材では、勿体ないのです。今回は、1月に伐って置いた物で、表面は綺麗に硬く出来上がった、とても良い状態でした。ダメージは少しありますが、問題になるほどではありません。これは、山から直接入ってきたので、運搬や重機によるダメージに合う事が、少なかった為だと思います。ウッドマイレージは、今の所170キロ。完成で340キロに成る予定です。
三好市の仕事の帰り、立川蕎麦を食べに、立川パーキングに寄りました。甲斐君が食べた事がないので、食べたのですが、祖谷蕎麦と同じですね。とコメント。私も似たような物とは思っていたのですが、高知県人は、立川蕎麦は、立川蕎麦なのです。決して祖谷蕎麦と同じではない。誰か違いを語れる方。情報を下さい。村人が、参勤交代のおり、立川御殿で、殿様に出したのが始まりだと思うのですが、定かではありません。でも、すきっ腹に、あっと言うまに納まりました。うまい。でも、やっぱり、立川御殿の蕎麦屋で、おばちゃんが、作ってくれたやつの方が、美味かったような。

