アイビーログ工房の手摺りは、丸太と、ヒノキの枝を使う事が多いのですが、塗り壁と組合す事もあります。その場合、振動が出やすいので、下地は強度のある施工を行います。白い塗り壁と木の組み合わせは、定番で非常に良く合います。世界にひとつだけのハンドメイドです。施主さんが、夜外から見ると、ベンチの部分が、四角いルーバー窓に映って、良い感じで見えるそうで、灯りの点いた時一度見てみたいと思いました。もちろん角材で作る時もあり、施主さんの好みも反映します。手摺りで、家のイメージもかなり変わります。
丸太人と言う雑誌が出ています。木の家の魅力や、ハンドメイドの楽しさを感じられる本です。アイビーログ工房の建てた、三好市の高台に建てた家も、4ページ程載っていますので、買って読んで下さい。1300円です。インターネットの普及で、本が売れなくなって来ているそうですが、私は本屋で本を探すのが好きですが、近頃は、面白い本が少なくなって来て、少し残念です。本を読みましよう、本を買いましょう。そうすれば、中身のある楽しい雑誌も、増えるでしょう。家を建てる事も本を作る事も、基本は同じ、志を高く持ち続ける事だと思います。
四国中央市のS邸の、TV取材がありました。高知放送の、おはよう高知木と人出会い館情報。日曜日朝7時45分放送です。写真は、ログハウスの住み心地や感想を、施主さんがインタビューに答えている所です。5分ぐらいの放送なんですが、2時間半ぐらいかかっていました。施主さんも笑顔で協力してくれました。ご苦労さまでした。放送は9月6日の朝の予定です。是非見て下さい。高知の方に限りますけど、宜しくお願いします。
南国市の田んぼは、もう稲刈りが終わり、秋の気配がすると言いたいのですが、まだまだ暑い日が続きます。稲刈りも、今はコンバインで、田一枚、15分程で終わってしまい、風情も何もありません。昔は親戚や近所の人が集まる、一大イベントだったのですが、何か寂しささえ覚えます。小さな子供にも役割があり、子供なりに、仕事を手伝った、充実感があった事を、思い出します。共同作業が減り、人が助け合う事も少なくなり、人の事を思いやる事が出来にくい環境になって来ていると感じています。一つ便利になると、大切な物を一つ無くする。こんな言葉を思い出します。家作りも、安さや、スピードばかり追うと、大切な物を、無くすのではないかと、思うのですが。
盆休みも、あっと言う間に終わりました。地震や台風に、振り回された人も、多かったのではないでしょうか。我が家でも、千葉県に行っている息子が帰省するのと、台風と地震が重なり、どうなる事やらと心配しました。息子が帰って来た時、久しぶりに、高知大学農学部の実習畑に作った、ログのベンチテーブル付き東屋を、見に行って来ました。二年過ぎ、三年目にはいったのですが、思ったより、良い状態で安心しましたが、そろそろ塗装の時期になっていましたが、このまま経年変化の状況を、見てみたい気もします。作業の方の荷物がテーブルの上にあり、結構使ってもらえているようで、嬉しくなりました。家も、道具も使ってもらえる事が一番です。大学の中にあり、いたずらもされてなく、幸せな東屋だと思います。手入れすべきか、このままで経年変化を見るべきか、どっちが良いと思いますか?