薪ストーブの設置へ行って来ました。他の工務店の仕事でしたが、アイビーログ工房で設置して欲しいと来られたTさん。聞くと職人さんはやった事がないので出来ないと断られ、うちに相談にこらたそうです。大工さんに、屋根と、二階の床に穴を開けてもらう事を相談したのは3ヶ月程前でした。
炉台も作ってもらう事にしていましたが、バックガードが低く、壁が近いので、このままでは危険なので、不燃ボードで、壁に隙間を設けてもらう事にして、乗り切る事にしました。
小物やドアノブ、照明が可愛いので話を聞くと、アイビーログの、ログハウスの見学会にも来て頂いたが、結局こちらの工務店で頼んだそうです。ログハウスで薪ストーブを炊くのが夢だったそうです。ログハウスは無理でも、せめて薪ストーブの夢は叶えたかったと言ってくれましたが、残念です。夢を叶えてあげたかった。見積もりもしてなかったので、何がその夢を諦めさせたのか解りませんが、価格が高いとおもったのが、原因だと感じました。木の家は高いと言う事が、一般常識として、かなり広く浸透しているのは、バブル期のログメーカーの放漫経営とハウスメーカーの戦略が原因の一部だと感じています。他の工務店の建てた家を見て感じた事は、木の家のこだわりは、床仕上げと、集成材の多用だけ。他は全てクロス仕上げ。床タイルと思ったのは、クッションフロアー。部屋に充満するのは、気化したガスだろうか、気持ちは良くない。この家では、これからずーっと、この違和感を感じ生活しなければいけないのかと思うと、気の毒に感じた。感じた事は、家を作る時一番大切なのは、素材だと言う事だ。構造も仕上げも、地元の安全な素材を使う事を進めます。決して高価な素材でなくとも良い。節だらけの杉板で仕上げる方がクロスの貼り付けより100倍良い。子供のいる方の場合は絶対、安全な素材を使うべきでと、改めて再確認した薪ストーブ設置工事でした。
最後に、炉台が狭く、薪ストーブの向きを、90度回しましたが、写真はありません。アスペンは可愛く、もう
すでに部屋の主役になっていました。