土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

本当の、木の家を建てよう。

2013年10月14日 23時11分49秒 | Weblog

薪ストーブの設置へ行って来ました。他の工務店の仕事でしたが、アイビーログ工房で設置して欲しいと来られたTさん。聞くと職人さんはやった事がないので出来ないと断られ、うちに相談にこらたそうです。大工さんに、屋根と、二階の床に穴を開けてもらう事を相談したのは3ヶ月程前でした。

炉台も作ってもらう事にしていましたが、バックガードが低く、壁が近いので、このままでは危険なので、不燃ボードで、壁に隙間を設けてもらう事にして、乗り切る事にしました。

小物やドアノブ、照明が可愛いので話を聞くと、アイビーログの、ログハウスの見学会にも来て頂いたが、結局こちらの工務店で頼んだそうです。ログハウスで薪ストーブを炊くのが夢だったそうです。ログハウスは無理でも、せめて薪ストーブの夢は叶えたかったと言ってくれましたが、残念です。夢を叶えてあげたかった。見積もりもしてなかったので、何がその夢を諦めさせたのか解りませんが、価格が高いとおもったのが、原因だと感じました。木の家は高いと言う事が、一般常識として、かなり広く浸透しているのは、バブル期のログメーカーの放漫経営とハウスメーカーの戦略が原因の一部だと感じています。他の工務店の建てた家を見て感じた事は、木の家のこだわりは、床仕上げと、集成材の多用だけ。他は全てクロス仕上げ。床タイルと思ったのは、クッションフロアー。部屋に充満するのは、気化したガスだろうか、気持ちは良くない。この家では、これからずーっと、この違和感を感じ生活しなければいけないのかと思うと、気の毒に感じた。感じた事は、家を作る時一番大切なのは、素材だと言う事だ。構造も仕上げも、地元の安全な素材を使う事を進めます。決して高価な素材でなくとも良い。節だらけの杉板で仕上げる方がクロスの貼り付けより100倍良い。子供のいる方の場合は絶対、安全な素材を使うべきでと、改めて再確認した薪ストーブ設置工事でした。

最後に、炉台が狭く、薪ストーブの向きを、90度回しましたが、写真はありません。アスペンは可愛く、もう

すでに部屋の主役になっていました。

 


ブランコは、ログハウスの必須アイテム?

2013年10月10日 08時48分03秒 | Weblog

土佐には、結構オールドログハウスがある。オールドと言っても、古い物で30年前後。アイビーログ工房は設立20年になり、結構味のあるログハウスも出て来ている。写真は黒潮町のポスト&ビーム。潮風の当たる外観は黒く塗装され、すっかりオールドログハウスの外観。中に入ると、木は深みをまして、落ち着いた飴色に変わってきていました。

玄関を入ると、木の香りがして、懐かしい仲間たちとの作業風景が思い出されます。近頃アイビーログで家を建てるのが夢なんです。と言われる事が多くなってきたのも、これまでの仕事の積み重ねだと思っています。しかし木の家は高いと思っている人が、まだまだ意外に多く、手間と木材を大量に使うけれど、実は案外安いのにと苦慮しています。長く安全に住み続けれる家を作れば、結局安いという事を、感じとれる提案をして行くしかないと覚悟しております。

この家で、子供が出来、もうこんなに大きく育ち、歳月の早さを実感。今も昔も子供に人気なのは、手作りブランコ。丸太の建築ならではの丈夫さで、何処に取りつけても安心なので、施主さんが後で子供の為に設置する事が多いようです。

今回建てた山北のログハウスには、長男君たってのお願いで有るブランコを、最初から付けました。何と大きな桧の曲がり材の、通称ブランコ張りを入れました。一本ロープのブランコは360度どちらにも揺れ大人気。これからのアイビーログの必須アイテムになる予感がしています。

 


南国は、まだ夏です。

2013年10月08日 09時28分54秒 | Weblog

いの町越裏門の焼杉仕上げのログハウスの作業終了。黒い外観は素直にかっこいいなと思います。

帰って来て、久しぶりに南国で作業しておりますが、やはり涼しくなったと言え、こちらはまだ夏、半袖で汗をかいて仕事をしています。

久しぶりに香南市山北のログハウスへ行って来ました。すっかり家の人も、ログハウスに馴染んで生活していました。特に子供達は活発で、階段や手すりはまるでジャングルジム。ブランコ梁のブランコも、相変わらず人気でした。

少しずつ時と共に家族の色が着いて、土佐の現代民家が、美しいオールドログハウスへと、色を変え変化して行くのを楽しみにしています。