函館山山麓の坂道「二十間坂」沿いに、瓦屋根と白塀に囲まれて威風堂々と建つ “真宗大谷派
函館別院”...。境内のイチョウが黄葉し、秋の佇まいを魅せてくれる。京都にある東本願寺を本
山とする函館別院は、何度かの大火に見舞われ本堂を焼失し、大正4年(1915) の立て替え時に
鉄筋コンクリート造りとなり、現存する鉄筋コンクリート造りの寺院としては日本最古を誇り、国指
定重要文化財である。境内の黄葉したイチョウの影に「カトリック元町教会」の三角屋根が覗き、
函館らしさを垣間見ることが出来る...。この寺院 「東本願寺函館別院」 とも呼ばれている...