「春の妖精」といわれるカタクリの群生地として知られている北斗市・匠の森公園...。残念なが
ら今年はカタクリの花を愛でることは出来なかったが、そろそろ“シラネアオイ”が花を咲かせてい
るのでは、と車を走らせた。森は小鳥の囀りは聞こえるものの静寂そのもの、そんな中に20cm
ほどの高さに薄紫色の“シラネアオイ”の花があちこちに咲き乱れている。大きな花びらを持つ大
輪の花の華やかで美しい姿にはほれぼれとさせられ、いつまで見ていても飽きることがない...
ところで、匠の森公園に向かう途中、市渡小学校のちょうど裏手に春の花々に囲まれるように
神社がある...。神社は「三吉神社」といい、鳥居の下にある案内板を見ると、創建の由来は
秋田市にある「太平山三吉神社」と伝えられており、推測するにこの地域に秋田から移り住ん
だ人達が建てられたのかも知れない。地元では「さんきちさん」の愛称で親しまれているとか...
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