まだまだ函館のサクラは終わらない...。函館市内にある八重桜がちょうど満開見ごろを迎え
ている。銭亀沢にある“石崎地主海神社”への約300mの参道両側に並ぶ八重桜がほぼ満開
で、濃紅色の大輪が見事なサクラのトンネルを織りなしている。並木の下手から神社を見上げ
ると、なんとピンクのサクラに担ぎ上げられて本殿が輝きを放しているようにも感じられる...
このサクラは、石崎地主海神社の社殿を 明治100年を記念して、昭和43年に 現在地に移転
改築した際、松前から300本のサクラの苗木を譲り受けて境内に植えたもので、現在はそのう
ちの約170本が残っている(神社の説明板から)とのこと。社殿からはサクラ越しに津軽海峡や
函館山を見渡せ、氏神様も前浜で漁をする漁船をいつもここで見守っているのかもしれない...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)