( 01/27 撮影 )
今日午後、函館水産高校2年生37名を乗せた北海道教育委員会実習船 「若竹丸」 (692㌧)
が、47日間の長期乗船実習のため函館港海岸町船溜まり岸壁から出航..。今年も、新型コロ
ナウイルス感染症の影響で岸壁での出航式は中止となったが、出航時には実習生が甲板に並び、
駆け付けた実習生の家族や関係者約100名の前で全員揃っての敬礼で力強く決意を誓う。「若
竹丸」が岸壁を離れると雪模様だった空の雲間から陽射しの激励を受け、大海原へと向かった.
今回の実習では、船舶運航に関する実技や生物資源調査、海洋観測、マグロ延縄漁の体験など
を学ぶ..。37名の若者が大海原に向かったが、恐らく船酔いに悩まされ、集団生活に戸惑
い、厳しい訓練に根を上げる日々が続くなど幾多の苦難を乗り越えなければならないはずだ。
それを乗り越えなければ一人前の船乗りとして認められないという。この47日間、“苦難に負
けずに頑張れ”と大きく手を振り見送ってきた。函館港に戻るのは3月11日、心身ともに成長
した実習生を出迎えに行こうかな。出港に掲げられたUV旗とともに、ご安航を祈っている..
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)