国内の港を寄港しながら航海技術を学ぶ実習生を乗せる海技教育機構・練習船“銀河丸”(6,185
㌧)..。今月3日に東京港を出港、航海訓練を重ねながら室蘭港を経由して22日に物資の
補給と実習生の休養のため函館港に寄港していたが、今日午後6日間の滞在を終え、雨の中央
ふ頭から最終寄港地東京港に向けて出航した。“銀河丸”が、岸壁を離れると甲板の上に並ぶ実
習生は教官の「帽振れ!!」の合図で、見送る市民に帽子を大きく振り別れを惜しんでいた..
22日の入港時、中央ふ頭の岸壁で“銀河丸”で訓練を受けたという若い船員と遭遇..。大学
在学中に“銀河丸”や帆船「日本丸」等に5,6回乗船し、訓練を重ね大学卒業後地元のフェリ
ー会社に就職し、“銀河丸”の入港を知って懐かしく出迎えに来たとのこと。嵐で船体が大きく
揺れ、また練習船によって居室の狭いことなど話してくれたが、今回“銀河丸”に乗船している
実習生もそんな思い出話をするときが来るはず。彼らの活躍と“銀河丸”のご安航を祈る...
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