残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

国華山・高龍寺 宝物展 “波響とその時代”...

2023年10月05日 | 個展・展覧会・講演会

函館で最も古いといわれている寺院「曹洞宗 国華山・高龍寺」...。その「高龍寺」で
は、毎年この時期「金毘羅尊天例大祭」が行われており、それに併せてお寺に収蔵する美術
品などを公開する宝物展が行われている。「高龍寺」には、寺宝として蠣崎波響筆の釈迦が
入滅する場面を描いた「釈迦涅槃図」を収蔵、昭和43年には北海道指定有形文化財にも指
定されており、毎年春には釈迦を法要する「涅槃会」に併せて一般公開されている....

   

この「釈迦涅槃図」は、文化8年(1811)に奉納され、明治35年(1902)に一度修復され
たが、この度、経年劣化でカビやロウの除去や剥がれなどを120年ぶりの修復を行うことに
なった..。そこで、今年の宝物展のテーマを “波響とその時代” として、「高龍寺」の所
蔵する蠣崎波響の作品全てを公開している。修復前の「釈迦涅槃図」は最後の公開、庫裏
2階の大広間に「釈迦涅槃図」を始め30数点の美術品が並べられ見応えがあり、函館の
宝として残して欲しいと願いながら堪能させてもらった。この宝物展は10日まで...


(修復には約1年3ヶ月を要し、費用約1,500万円はクラウドファンティングに挑戦している)

( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お見事!! 秋に咲かせた石崎の... | トップ | 今日のランチは、住宅街の街... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

個展・展覧会・講演会」カテゴリの最新記事