昼少し前、スマホが鳴り「相談があるんだけど、来れる?」との電話...。こんな中途半
端な時間にと躊躇したが、午後それぞれ他の用務が入っているというので、じゃ取り敢えず
と車を走らせ会場に向かい席に着く。案の定、簡単には終われずに制限時間一杯となり「弁
当用意したから、自宅に戻ってゆっくり食べて」と袋を渡される。自宅に戻り袋から弁当を
取り出すと、函館でも人気店のひとつあげられるトンカツ屋さんの“海老フライ・ヒレカツ弁
当”。大きな海老が3本に一口サイズのヒレカツが2個入っており、いずれもサクサク感があ
り特製のソースをタップリかけ口に運ぶ、美味い!!。 あれ!! 打合せの中身は、何だったっけ.
「万代ふ頭に巡視船が入港したぞ!!」とメールをもらう...。函館港に各地の巡視船が入港
することは珍しいことではないが、老朽化のため引退する巡視船と聞き労いの声を掛けようと
万代ふ頭に向かう。下船する乗組員の方に「“ゆうばり”は解役ですか?」と声を掛けると「4
0年近くも働いた、自分らの大先輩なんですよ」と感謝の言葉を聞き、この後6日には岸壁を
離れ、転籍や転売されることなく函館市内の造船所で解体、スクラップにされるそうだ...
巡視船“ゆうばり”は、38年前の昭和60年に網走海上保安署に配属され、網走を中心とする
極東の海の平和と安全を守ってきた...。全長約68㍍、全幅約8㍍、総トン数325㌧の
中型巡視船で、昨年の知床沖で観光船が沈没した事故では、網走港に停泊中だった“ゆうばり”
は強風などですぐに出航出来なかったことを教訓に、網走海保には“ゆうばり”よりも大型の
巡視船「そらち」(総トン数650㌧)を配備、救助・救急体制を強化されたとのこと...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
( 12/02 撮影 )
コロナ禍前、「はこだてクリスマスファンタジー」のオープニングを彩り、クリスマスムードを醸
しだしていた“JALベルスター”によるミュージックベルの演奏...。今年もステージイベント
が中止となり“JALベルスター”の来函予定はないと思っていたが、「空港のイベントに参加する
ようだ、行ってみたら」とメールをもらい、それじゃ行ってみなきゃと函館空港に向かう...
“JALベルスター” は平成7年に設立され、以来ベルスターの伝統を引き継ぎ今年で29年目を迎
える、客室乗務員8人で構成するミュージックベル演奏チーム..。今年は10月に結成され、フ
ライトの合間を縫って練習を重ね、函館の他札幌や熊本など全国の空港やホテルなどで演奏し、利
用者への感謝の気持ちを届けているとのこと。今回も「遺愛女子中学校ハンドベルクワイア」の生
徒18人も参加し、「ジングルベル」や「そりすべり」などお馴染みのクリスマスソングを、息の
あった演奏で訪れた市民や搭乗客の皆さんを楽しませ、クリスマスムードを盛り上げていた...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
冬の五稜郭の美しさを全国にアピールしよう!! と、平成元年(1989)市民有志が集まり、国の
特別史跡・五稜郭跡の堀の周囲1.8kmに設置された約2千個の電球で星形を浮かび上がらせ
るイルミネーション“五稜星の夢”が始まった...。全てが市民ボランティアの皆さんの努力
で続けられ今年で34回を数え、函館の冬の風物詩として、なくてはならないイベント...
点灯は昨日の12月1日から行われているが、今夕は午後5時15分から「本日限定」で公園
内から花火が打ち上げられる..。外堀の一角には市民と共に多くのカメラマンが寒さの中、
三脚を立て花火の打ち上げを待っている。定刻通り、五稜郭タワーを背に打ち上がる花火は氷
の張った公園の堀にも映り込み幻想的に輝くイルミネーションとのコラボを楽しめた。この冬
も五稜郭公園へのウォーキングは、堀を巡らす灯りに導かれて光の世界を楽しめそうだ...
( “五稜星の夢”は、2月29日まで日没から午後7時まで、毎日点灯する )
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)