平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録5月17日(木)

2012-05-17 09:28:03 | アマチュア無線

本日午前7時うす曇15.8℃

【鳳龍弐号】九州工業大学のCubeSatがいよいよ明日未明、種子島宇宙センターから「H-ⅡA」21号機により打ち上げられます。TLEは打ち上げ後に公表されるとのことです。打ち上げの模様はライブ中継されますが、午前1時39分頃とのことですから、昼間か宵のうちに少し寝て時間調整しないと、体が持たないかも知れません。

【The 2012 Transit of Venus using HAM Radio】金星の日面経過が6月6日にありますが、APRSの考案者であるWB4APRことBob Braninga氏が来日し、日本で観測するとのことですこのプロジェクトのWebサイトを見ると壮大な計画で、言わば「アマチュア無線と天文学の融合」です地球上の緯度経度の違いにより、日面経過の始まり、終わりの時刻が違うのでその差を「0.05秒オーダーで計測し比較する」ことが基本のようですもう一つの観測地はオーストラリアのキャンベラです。そのことによって何が分かるかと言いますと、日本(富士山5合目?)とキャンベラ間の正確な距離、地球と金星の軌道半径等の軌道要素など、だと思います。時刻を含む観測情報を7MHzを始めとする各アマチュアバンドで世界に発信することになっています日本ではゲスト運用するようですが、アマチュア無線設備はだれが提供するのでしょうか。この壮大な計画が予定通り出来るのか否か、気がかりです。このようなことをやってのけてしまう。アマチュア無線家が日本にいるでしょうか太陽は動かず、動いている惑星「金星」の動きを、動いている惑星「地球」から観測するとどうなるか。太陽から金星、また地球までの距離、そのまた地球の観測する場所の緯度経度によって、日面経過の始まる時刻、終わる時刻が違う…まさに天文学です観測には「シュミットカメラ」を使うようです。カメラと言っても全天を観測するのに適した望遠鏡です。太陽を直視できませんから、紙に投影します。解説はきりがありません。とりあえず…

☆☆☆ http://aprs.org/VenusTransit2012.html ☆☆☆

そうこうしているうちに「太陽スーパーフレアの可能性」ニュース(Yahoo)が飛び込んで来ました。

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