●本日午前7時薄曇り18.5℃
1KUNS-PFミッション成功 「1KUNS-PF」は、ケニアナイロビ大学が製作した1UnitのCubeSatで、5月11日(金)ISSから放出されました。437.300MHzでTelemetryを送信していますが、当初公表されていたモードと違い、現在「FSK 1200baud」と確認されています。SoundModemシリーズのデコーダーではデコードすることが出来ず、スペインのEA4GPZ Danielさんが開発したLinuxの2,157行に及ぶプログラムの専用デコーダーでデコード出来た様子が彼のサイトに掲載されています。そのデータを元にして解析するソフトをDK3WN Mikeさんが作り、衛星からのデータ及びグラフの表示に成功しています。このことにより「1KUNS-PF」ミッションは成功と言えます。いずれにしても同時に放出された他の2機「Irazu」「UBAKUSAT」と共に100%成功を喜びたいと思います◆そうした中、JE9PELさんがBlogで触れていますが、JAXAは東京オリンピックの行われる2020年度には、ISSから年間100機のCubeSatの放出を目指すとのことです。確かに現在の年間5機程度に比べれば凄い数になります。どんな状況が待っているか、楽しみと混乱が入り混じります。
CAS-5A 現在、中国の衛星「CAS-4A/B」は飛翔し、使える状態です。と言っても当局は殆んど追っていませんが…。AMSAT-BBの「New CAMSAT Satellite - Scheduled September 2018 Launch」スレッドにあるとおり、この秋9月に「CAS-5A」が打ち上げられるとのことです。周波数は現在調整中のようですが、モードは発表されています。何と短波帯のLinear Transponderが搭載されます。15m/10m 15m/70cm 2m/70cm 2m/70cm(FM repeater)この衛星は6UnitのCubeSatですから、これだけのモードを一辺に積めるようです。楽しみな衛星がまた一つ増えます。CAS-5B CAS-6A も同時に打ち上げられる予定です。
【AO-92】「Fox-1D」09:53 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA2NLT JA6EGM JA5BLZ JA1FMU ■受信 JR6AZ