平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録3月16日(月)

2020-03-16 07:47:39 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ2.3℃

Working 08:30~17:00

【今日の花】つきなみですが「スイセン」

【HuskySat-1】20:12 このパスで初めて「Costas Loop」で受信。今までは「Dot Product」でやっていました。信号強く受かり、目玉もハッキリする感じですが、たまたまこのパスの信号が強かったのかも知れませんので、今後幾つかのパスを追ってみないことには何とも言えませんFrames:68

【HuskySat-1の信号について】1,200bps BPSK でTelemetryを降ろしています。「二値位相偏移変調」解読法に「Dot Product」と「Costas Loop」があり、任意に選択できます「Dot Product」ドット積:ベクトル演算の一種で、2つの同じ長さの数列から一つの数値を返す演算(関連:スカラー積というのもある)「Costas Loop」位相誤差検出ループという表現で良いと思います「a Phasor diagram」振幅Xと時間差の表示:遷移が0~180°の間になるように信号をロックする:このダイアグラムは左右2値(水平)になる状態が良い受信状態ということになりますこの衛星は「より厳しい時間管理が必要」というコメントがあり、それは「振幅Xと時間差」に関係していると思われます関連したフレーズ「捕捉している衛星からの電波が弱くなった場合においても、できるだけコスタスループの引き込み状態を維持することができるようにする」「QPSK信号のためのコスタスループには乗算、加減算機能が必要である」

【AO-92】21:23 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JK2XXK ■受信 JR6AZ JR2NPC JF7BAO JA2NLT Payloads:72

【HuskySat-1】21:51 北西、最大仰角18.1°∠のパス。天頂から北の子午線を横切るパスだったのでフリップフロップモードで追尾、アンテナが旨く向いて無くて一つもデコード出来ず。

コメント
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