平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月28日(火)

2021-12-28 08:33:35 | アマチュア無線

本日午前7時快晴-4.3℃ 気温氷点下、厳しい寒さ、大霜

【CAS-9】「XW-3」09:17 V/U Linear ■交信(CW)JA2NNF JA3FWT JH8FIH ■受信(SSB)JA1SJV

↑ JA1SJV局は良く聞こえていましたが、呼んでも応答がありませんでした。もしかすると、CWモードで、なおかつフィルターを掛けていらっしゃるのでしょうか。衛星でCW運用の場合、受信はUSBで帯域を広くしないとずれて呼ばざるを得ないのが衛星通信の宿命ですから、ずれて呼んできた相手局を聞き漏らすことになります。

↑ このパス前段、ループが全く安定しませんでした。ループがぜんぜん合いません、合わせてもすぐ動いてしまいました。後半やや安定しました。この衛星の評価、100点満点で、今のところ60点、夜間は持ち直してSSBも出来ますから75点くらいになります。

【ISS】SSTV 10:34 今朝はこのパスだけ追う。№11の画像を送信しながらAOSして来ました。№12取得LOS近くの10時41分11秒に№1の画像送信を始めましたが、ノイズ混じりでギリギリセーフ。CALSAT32ではLOSしているのに聞こえてましたから、TLEがずれている可能性あり。

【PO-101】13:30 「DIWATA-2 フィリピンズオスカーワンオーワン」スケジュール運用 U/V ■交信(FM:Tone 141.3Hz)JH1OLB JA4GVA 良好なパスでした。

【Meteor-M N2】16:53 & 18:31 夜間撮影モード

【NOAA衛星】◇NOAA-19(17:39)◇NOAA-15(17:53) ◇NOAA-18(21:30)

【AO-27】18:20 V/U FM ■交信 JE0KBP JA5OVF LOS近くになってONになるようなスケジュールになってしまっています。

【CAS-9】「XW-3」22:06 V/U Linear ■交信(SSB)JA3FWT 比較的ダウン強く、夜間のパスではSSBでも実用になります。■受信(CW)J〇6TMW JK2XXK BH6KOK

【CAS-9の安定度考察①】 受信固定、リバースドップラーの設定を前提に記します。この衛星のアップダウンの中心周波数関係は、アップ「145.870MHz」ダウン「435.180MHz」です。ループを取る場合、キャリア位置の関係でCWでアップしたとすると、700HzのToneで聞こえる時、この周波数関係になるはずです。では、145.870MHzで上げて435.180MHzを受信固定、リバースドップラーを掛けて聞いている時、この周波数で聞こえてくるでしょうか。聞こえて来ません。衛星自体の周波数関係がずれているからです。当局は音声でループを取りますので、アップLSBダウンUSBとし、受信固定ですから、アップ周波数を調整して自分の声が435.180MHzで聞こえて来るようにします。釈迦に説法ですが「ループ取り」このパスでは最初、アップ周波数を+1,720Hzして自分のダウンが明瞭に聞こえました。ところがすぐずれてしまいます。短時間にずれるので調整しながらでないと維持できない状態でした。すなわち 1,720 2,370  2,740 2,950 ←どこまでずれていくかと思っていたら2,950Hzで止まり、その後100Hz下がって2,850となりました。ある意味中継器に「かなりQRH」があります。これらを考慮して交信する必要があるということになります。 

コメント
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