平成徒然草

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衛星通信記録4月26日(火)

2022-04-26 08:40:09 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ13.1℃ 雲の多い晴れ

【KITSUNE】25日(月)11:49のパス FSK G3RUH 4800bdのTelemetryが1回流れました。High Speed Sound Modemで直接デコードしましたが、Online Telemetry Forwarderとのリンク設定が出来てなくてその時はそのまま。録音IQ.wavファイル再生でOnline Telemetry ForwarderとAGE Online Kiss plusでKiss Modeのデコードが出来ることを確認しました◆Online Telemetry Forwarderはリアルタイムでないと棒グラフが3本出ない。

 【KITSUNEのパッチアンテナについて考える】KITSUNEは、5.8GHzの信号が下せるようになったようです。当Blogの所属するクラブに、この信号の受信を試みようとしているメンバーがいます。ところが円偏波の向きが分からないということで、確かめようとしました。もちろん管制局はそこまでの公開はしていないので、公開されているKITSUNE本体画像から判断しようという訳です。結論としては「右旋波」ですが、左旋波かもしれない疑問が残っています。

 ◆ ご存知のとおりパッチアンテナは、平面アンテナですが、正方形であった場合「切り欠き」の位置によって右左が決まります。ところが、本体画像を見ると「切り欠き」が変な形をしています。その切り欠きは「大きい切り欠き」が一つ「小さい切り欠き」が二つ、一つの角にはない形になっています。アンテナメーカーに勤めるメンバーも「これでは判断のしようがない」と言っています。

金色のフィルムが貼ってあって、カメラのレンズが見える方を正面とすると、右側の面にもパッチアンテナがあります。そして、左側から撮った画像も公開されているのですが、そこにも見えます。ということは6面のうち4面にパッチアンテナがあることが想像出来ます。姿勢制御が出来ない(ある程度は出来る)ので、アンテナ4個ということでしょうが、分配ロスもあるだろうし「答えはある」(管制局の設計)のに、分からない時点でいろいろ想像するのも楽しいものです。

その大きさについては計算上一辺16㎜の正方形と出るのですが、実物大ペーパーモデル(KITSUNEではなく1Unitモデル:一辺10㎝)に一辺16㎜と32㎜の切り抜き紙を貼って大きさを比較しました。32㎜では大きすぎますので、16㎜が合っているでしょう。

コメント
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