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【Loop取りはリニア衛星の永遠の課題か】Linear衛星のSSBでの運用の話になりますが、ずれて呼んで来た場合「相手局のループ取りはどうなっているのだろう」という問題です『ある局が聞こえているので、そこに合わせて呼ぶ、その時自分のダウンも相手の聞こえているところで明瞭に聞こえていなくてはなりません。』ずれて呼んで来るということはこれが崩れていることになります。そこでこちらが、相手が良く聞こえるように合わせると、相手局はこちらの信号を見失うことになりますから、こちらは迂闊に周波数を動かせない訳です「合わせてくれませんか」と言うのも憚れますが、SSBの場合は500Hzもずれるとモゴモゴ言って分からなくなります。500Hz以下のずれでは、言っていることが何とか分かりますので交信成立にしている現状です。
【二点間ドップラー差異】この問題も今まで何回となくこのBlog書いて来ていますが、なぜか沖縄の局との交信でこれを感じないのです。一つの衛星を追う場合、2局間の距離が離れていればいる程、それぞれの局でドップラー量が違いますので、相手の信号に合わせるのが難しくなるというのが「二点間ドップラー差異」です。
【アップ周波数調整】Linear衛星でループを取るために、アップ周波数を調整しますが、パス毎に微妙に違います。記録しておいて前回調整した数値で始めます◆アップ周波数を補正するというのは「受信固定」の場合です。移動でCWで運用する場合など、多くの局は送信周波数固定でループ取り補正も行わず、聞こえて来たところに合わせて交信しているようです。
【FO-29】週末スケジュール運用 私のところのロケーションで、07:46AOSのパス、07:50に「ON」のスケジュールになっています。
【FO-29】07:46 V/U Linear スケジュール運用 ■交信(SSB)JH1MKU JA3IKC JS6DRQ JE6BPK/6 ■受信(SSB)JA2NLT ★2,490Hz(SSB)
【FO-29 Illumination】7月21日から全日照になりますので、連続運用が期待できます。
【ISS】ARISS V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JK4DHT JA5SAG JK2XXK JE0KBP JH4MGU JA7TTU JO1LVZ ■受信 JP3IVD JA2NLT JA5RPT/MM⇦海上移動、当局には聞こえず ◆ ID:NA1SS 09:24′26″に送出されました。F2A:可聴変調波を使用するモールス符号電信=昔のF2
【AO-91】09:34 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA4GVA JA2NLT JK4DHT ◆435.260MHzで波を出している違法トラッカーの信号がよく上がってしまっているのですから皮肉です。
【HO-113】XW-3 CAS-9 U/V Linear 10:46 ■交信(CW)JH4XSY/1 Tnx. ■受信(CW)JL1MZP 呼ばれたので返しましたが、応答確認出来ず残念、次回お願いいたします◆信号弱い状態でした。最大仰角付近でダウン信号の強度上がったので、SSBに切り替えて見ましたが、自分のダウンが確認出来るきるぎりぎりの強さでした。★1,080Hz(SSB)240Hz(CW)
【PO-101】14:39 聞こえませんでした。
【SO-50】14:54 CJU AntennaにC-701でワッチのみ。QRVしている局は全部聞こえました。実用十分
◆ ↑ 聞いていると衛星通信にもとうとう『よろしくどうぞ』を使う局が出て来ましたね。日常会話でなく通信なので通信のスタンバイは『どうぞ』です。どうして日本人は「よろしく」などという訳のわからない言葉を使いたがるのでしょうかね。私はスタンバイの合図に「よろしくどうぞ」は使わないことにしています。短波帯などでもそうですが「よろしくどうぞ」は「品がない」
【CAS-4A】15:33 U/V Linear CW運用局が賑やかでした。★-1,980Hz~1,280Hz(SSB)