平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録9月1日(金)

2023-09-01 06:47:18 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ 26℃超 9月になりました。長月

二百十日 防災の日 関東大震災記念日

馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉じて想ひみるべし / 長塚節(ながつかたかし)

 馬追虫:うまおい「スイッチョ」夏から秋にかけて「スイーッチョン」と澄んだ声で鳴く。髭(触角)が細くて長い。似ているが、キリギリスとは違う

【ISS】「ARISS」08:06 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JO1SSV JK4DHT JA7OWB JH1NHK ■受信 JK7BEJ

【TEVEL-5】10:39 V/U ■交信(FM:NoneTone)JK4DHT 地上違法トラッカーが145.960MHzを使っていて強力に上がってしまっていた。相当なパワーを入れていると思える。100W

 【NOAA-18】 10:43 沖縄の南に台風11号 関東はよく晴れて猛暑の様相 

 【パンク修理】 一輪車(手押し運搬車)は「ねこ」とも呼んでいる。タイヤがペッちゃんこになった「あれっー春ごろ一回パンク修理したよなぁー」「かの国製の安物、チューブが劣化したかー」念のため「ムシ」を調べるが異常なし。空気を一杯いれてもすぐ萎んだ。しかたない、はずしてホイールを分解してチューブを取り出し、膨らませて水に漬けて空気漏れを探す。あったあった。一か所小さな泡がぶくぶくと出ている。パンク修理キットで穴を塞ぐ。

◇ 組み込む時、タイヤの内側を手でさすって、何か刺さったようなものがないか探すが異常なし。組み込んだ後、この際と思ってタイヤを洗う。拭いている時、何だこれは、小さな針金が見つかる。ただの針金ではない、焼きが入っているいわば鋼針金だ。こんな細い普通の針金なら、タイヤが弾いただろうが、鋼針金なのでバイアスの弱い部分に旨い具合に刺さってしまったようだ。チューブまで達し、穴が空いた。原因が分かれば納得

【自転車屋さんの思い出】 私の家のはす向かいは、自転車屋さんだった。大正生まれのご主人はとうに亡くなり、縁者は遠方に住んでいることもあって、家も取り壊されて今は無い。子どもの頃、その自転車屋さんの仕事は毎日のように見ていた。戦後の一時期、自転車が飛ぶように売れた時代があったと思う。それはそれとして、自転車のパンクの修理法は、いやというほど見ているので全部知っている。昔は砂利道だし、釘などもその辺へ平気で捨てる時代だった。パンクもしょっちゅう。

◇ 手油で黒光りしている金属製のヘラ2枚でタイヤをリムから外し、中のチューブを取り出す。空気を入れる。大きな穴だとシューシュー音がして空いている場所が分かる。微妙に分からない場合はチューブを水に漬けて探す。ブクブクと泡が出るので分かる。水を拭いて乾かし、穴の空いている場所と、貼り付ける方のゴムを軽石でこすってザラザラにする。昔は「パッチ」は無かったので、タイヤのチューブを穴を塞げる大きさに切って、貼り付けていた。切る時、切り口を斜めに切るのがコツ、叔父さんは木ばさみで上手に切っていた。小さな缶を開け、ゴム糊を両方に塗る。スッーとしたような独特の匂いがした。貼り合わせた後、薄い歯車が何枚も付いているようなローラーで貼り合わせた部分をごしごしこする。糊が乾くまで、おじさんは一服付けていたようだ。半分くらい空気を入れ、もう一度水に漬けて修理を確認する。タイヤの内側に何かついてないかさすって確認する。タイヤとチューブがくっ付き過ぎないように、おしろいのような粉をまぶす。もとどおりにチューブをタイヤに入れ、ヘラ2枚で、リムに組み込んで修理終わり。

【自転車屋さん余話 ①】 自転車は、今のように完成した状態でなく、組み立てて売る。見ていた私は組み立て方も分かる。一番手間がかかるのは車輪の組み立て、ハブにスポークを何十本と差し、それをリムに通し、リムとスポークをネジで止める。専用のネジ回しがある。リムに出過ぎたスポークは食い切りで切り、はみ出したところはチューブに当たらないようにやすりで平らにする。今のように電動グラインダーなど無いから、全部手で平丸やすりで平らにしていた。スポークの長さが違ったり締めの強い弱いあると車輪が歪んでしまう訳なので、相当熟練が必要だったようだ。

【自転車屋さん余話 ②】 さて、完成した自転車をお客さん宅に届けるのどうしたら良いでしょう。納車用の軽トラなどない。自分が新車に乗って行くのは気が引ける。渡すまでは商品だ。近ければ良いが遠いいお客さんもいる。そんな時は、自分は自分の自転車に片手で乗り、片手で新車のハンドルを持ち、並列で走る。ある時、私も真似してやって見たが、出来ないことはなかった。

【空気に勝るものなし】 パンク修理が面倒なら「ノーパンクタイヤ」を使えばいいではないか。と言う人もいるでしょう。チューブの代わりにウレタンを詰めたような。いわゆる棒タイヤ。ところが、ノーパンクタイヤは凹まないので、一輪車などで段差があるところを通ろうとする時、全く押しにくいのです。チューブに入った空気のクッションに勝るものはありません。 

コメント (2)
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