テージョ河沿いをほっつき歩き、城に登った1日。この日も疲れてホテルに帰る。
夕食を食べに夜のリスボンに出る。
初日、薄暗い山手のバイロ・アルト方面に行って失敗したので、この日は大通りであるリベルダーデ通りを目指す。
ホテルから少し坂を降りたところに、小さいがこぎれいなレストランがあった。入ってみようかと中を覗くが、誰もいなそうだったのでやめておいた。
結局坂を降りきり、大通りに出る。
しばらく歩くと、割と広い、シーフードを扱った明るいレストランを見つける。正面にいけすのようなものがあったような気もするが、はっきり思い出せない。
中に入り、席に着く。家族連れや団体客もいるようで賑やかだ。料理を注文する。
料理にはカニなどもあった。カニを食べるために悪戦苦闘していると、ウエイターのおじさんが器具を持ってきてくれ、「こう使うんだよ」と教えてくれた。
そのおかげもあり、おいしくシーフードをいただき、満足して店を出る。
しかし、ホテルに帰る道で事件は起こった。
暗い坂道を登っていると、若い男に呼びかけられた。
振り返ると、悲壮な感じで何か大きい声で言ってくる。短髪の若い男性だ。少なくとも見かけはそんなに変ではない。近くに大学もあることから、大学生といっても全く不思議では感じだった。
何かを訴えるように言ってくる。しかし何の事か全くわからない。
次第に距離を詰めてくる。
こちらは後ずさりする。こちらも男とはいえ恐ろしい。
もう1歩来られたら大声をあげよう、と思ったが、幸い諦めてくれたらしく離れていった。
気味悪くなり、ホテルまで振り返りながら走って帰る。
あれは一体なんだったんだろう。未だにわからない。
夕食を食べに夜のリスボンに出る。
初日、薄暗い山手のバイロ・アルト方面に行って失敗したので、この日は大通りであるリベルダーデ通りを目指す。
ホテルから少し坂を降りたところに、小さいがこぎれいなレストランがあった。入ってみようかと中を覗くが、誰もいなそうだったのでやめておいた。
結局坂を降りきり、大通りに出る。
しばらく歩くと、割と広い、シーフードを扱った明るいレストランを見つける。正面にいけすのようなものがあったような気もするが、はっきり思い出せない。
中に入り、席に着く。家族連れや団体客もいるようで賑やかだ。料理を注文する。
料理にはカニなどもあった。カニを食べるために悪戦苦闘していると、ウエイターのおじさんが器具を持ってきてくれ、「こう使うんだよ」と教えてくれた。
そのおかげもあり、おいしくシーフードをいただき、満足して店を出る。
しかし、ホテルに帰る道で事件は起こった。
暗い坂道を登っていると、若い男に呼びかけられた。
振り返ると、悲壮な感じで何か大きい声で言ってくる。短髪の若い男性だ。少なくとも見かけはそんなに変ではない。近くに大学もあることから、大学生といっても全く不思議では感じだった。
何かを訴えるように言ってくる。しかし何の事か全くわからない。
次第に距離を詰めてくる。
こちらは後ずさりする。こちらも男とはいえ恐ろしい。
もう1歩来られたら大声をあげよう、と思ったが、幸い諦めてくれたらしく離れていった。
気味悪くなり、ホテルまで振り返りながら走って帰る。
あれは一体なんだったんだろう。未だにわからない。