中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

人事制度は、社員さんへのサービス商品~ES(従業員満足)向上型人事制度の取り組み~

2021-10-13 15:43:09 | 組織開発・社風改革

いつもお世話になっている介護業界に旋風を常に巻き起こす、
株式会社RARECREW(レアクル)の日下部社長。人事制度に対して弊社を取り上げて頂いだいたので嬉しくシェアさせていただきました。

★価値を評価⁉ 人が成長するオリジナル人事評価制度構築へ!
https://note.com/r_kusakabe/n/n70f3d3d6b0c7

日下部社長の取り組みは、先日、弊社が月一で放送している下町しまうまラジオに出て頂いたので、こちらも見ていただきたいのですが、常に業界の枠を超えて新しいサービスを生み出しています。
(下町しまうまラジオ・・「介護・福祉」の固定観念を超えた「100年先の未来も安心して暮らせる社会」の実現への取り組み!」▼)

入浴サービスの展開や施設での物販サービスなど業界に先駆けて展開をしているレアクルさんそのヒミツはどこにあるのか?

まさにオリジナル。その背景には、利用者さんの声を形にするという一見わかりやすい回答が出てきますが、その姿勢だけではオリジナルは生まれません。


まさに、フォードの車開発のエピソードのように、
お客さんにどんな新しい乗り物がほしいかと聞けばより早く走る馬が欲しいだろう、
とフォードが言ってるように馬のことは知っていてもまだ見ぬ車という乗り物は、お客さんに聞いても出てこないのです。では、お客さんを無視して商品、サービスをつくればよいのかというとそうではありません。


その見極めがレアクルさんは素晴らしいです。
介護市場をよく観察し、利用者さんにヒアリングをするのは、日下部社長はじめレアクルの社員さんが利用者に答えを求めているようでいて、実はそうではなさそうです。なぜならきっと他社も同じような取り組みはやってるかもしれません。でも業界を驚かすようなサービスは生まれません。

それは、ヒアリングをする意義、姿勢が違うのでしょう。ヒアリングから何か答えが出てくるというよりも、利用者さんを通して自分自身が気付きや驚きを得るためといったほうがよいかもしれません。
他社が、見過ごしてしまう利用者さんとの対話もレアクルさんはしっかり利用者に棲み込んで気付きを得ます。
そしてその気付きから、なぜ業界に、こんなサービスがないのかあったら良いに、いや、あるべきだと気付きが確信に変わる。創造的瞬間が生まれるのです。

自社のオリジナルな人事制度もこれと同じだと思うのです。

弊社はES(従業員満足)を掲げて人事制度導入の取り組みをさせて頂いてますが、
人事制度とは社員に対してのサービス商品である。
というのが一貫したテーマ。

日下部社長のオリジナルな人事制度は、まさに日下部社長が社員を観察し対話を繰り返すなかで生まれている。日下部社長に過分な言葉を頂いてますが、創造的瞬間は既に弊社が人事制度に携わる前に起きているのであって弊社がやることは、その会社さんの新しい人事制度に関する創造への確信がオリジナルなものなのか、それとも思い過ごしや独善的なものであるのかと言ったことへの第三者としての判断。そして更に普遍性を求めて社員さんへのサービス商品として鍛え、形にしていくのを後押しをすることだけなのです。

それは、この人事施策はきっと、働く楽しさ、幸せへとつながるはずだという強い確信を持った日下部社長をはじめ、社員さんがあってこその私達であり、私達も確かにそうだ一緒にやらせていただきたいとエネルギーをもらい、更に一社の新しい人事制度は社会とつながっていて、きっと社会を変えていくに違いないと私達自身も確信に至るからこそ思いっきり取り組まさせて頂いてるのです。