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社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

地域創生交流会に出席させていただきました。

2019-09-17 17:35:09 | 地域貢献
ワイズティーネットワークの根本社長のお誘いで経産省、内閣府をはじめ地域創生の最先端の取り組みをしている企業さんが集まる大交流会に参加してきました。





こんな大きなパーティーにお招きいただいて恐縮です。





弊社の「農と食で地域とつながる!」というテーマでの秋葉神社の地域のマルシェの取り組みや、一般社団で行っている「日本の未来の働くを考える」というテーマでの日光街道徒歩行軍、グリーンフェスの取り組みにきっとつながる方がいるからと根本社長の推薦で今回は出席させていただきました。



まあ皆さん地域、日本のために素晴らしい取り組みをしている面々の方々ばかり。
これは、しっかりまとめておかなくては!
ということでblogにまとめておき今後の活動に活かしていきたいなあと。

日経研究所の専務理事の鍋山氏の話
地方の良さが見つからない、どこから手をつけてよいかわからないときは、図書館に行って郷土史を何十年にも渡って掘り起こしてみよう!という話です。
郷土のエネルギーは石油のように掘り起こす。それは、歴史を掘り起こすこと何年も蓄積されたエネルギーが眠っている。
それは、昔の偉人だったり、途絶えたお祭りだったりと何かしら出てくる。そこを起点に活動の輪を広げていく。地域のシビックプライドを掘り起こすのだという。

日光街道はまさに歴史偉人の宝庫。



農業関連で行けば浅草はどじょうが名物。そのどじょうは、越谷とのつながり。そして、浅草の羽子板市の羽子板は春日部の職人さんが作っていたりする。
その職人さんは、日光東照宮とも関連があるというように実はつながっている。
また、台東区は農地ゼロパーセント。



浅草で田んぼを復活させようという試みをいま秋葉神社さんと進めていますが、もともとは、浮世絵で浅草田圃と称されるくらい美しい田園風景が広がっていた。秋葉神社のある入谷地域も入谷鬼子母神の朝顔市で有名ですが入谷田圃と称れていた地域。



なるほど良いヒントをいただきました。

そしてもう一つ、こちらは大いに固定概念を揺さぶられたのが、ベトナムに日本から離れて、数年仕事で行っていた方からの投げかけ。
日本の存在感はベトナムにいるとどんどん薄くなっている。もはや日本は世界の中心ではないローカルである。そのローカルの日本でさらに地方創生という考えがそもそも古臭いのではないかという話です。

これは、自分の社会的前提がひっくり返る問いかけでした。
確かに浅草のかっぱ橋道具街では、いま外国人に一番売れいる商品は、岩手の名物南部鉄器。
岩手の郷土のお土産品が世界的に注目されています。

浅草でも名店が潰れていく。伝統の担い手がいない。
手焼きせんべいやさんが先日もなくなりました。
昔ながらの美味しいコーヒーを出す浅草の有名な喫茶店がなくなりました。

*入谷鬼子母神の夕顔


伝統を担う働き手がいない。私達が応援している有機無農薬の農業、そして農法も
どんどん廃れていく。地方の豊かさは農業から派生する産業が担っている部分が依然として
大きい。これからもローカルと都市をつなぐこころみとして農業をこの浅草の地から応援していきたい。

様々な視点から地方創生についてあためて自分自身の取り組みを考えるきっかけを頂いきました。素晴らしい場にお招きいただた根本社長には感謝です。

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