こんにちは。(有)人事・労務の山﨑です。
先日5月25日に第6回目「下町しまうまラジオ」の放送が終了いたしました。
昨年12月より人事労務皆で手探りで始めたラジオですが、早いもので半年が経過しました。
最初にコンセプトに掲げた“生きること・働くことを深く・楽しく考えていくラジオ”が実現されていき嬉しく思います。
第6回は前回に引き続きワーカーズコープ編第二段ということで、
ワーカーズコープ 墨田区立 立花児童館 館長 蔵野 知子 さんと、ワーカーズコープ連合会 センター事業団 東京東部事業本部 事務局長 佐々木 あゆみさんをお招きしました。
<テーマ>
ワーカーズコープから学ぶ!
“暮らし×しごと=暮らしごと”-旧くて新しい仕事のカタチ
今回は、ワーカーズの現場で働くお二人に具体的な仕事、そして葛藤。
前回を踏まえてよりリアリティのあるお話を伺っております。
ワーカーズ在り方を知る中で「一人一票あると言っても、話し合って意見がぶつかった場合どう決めていくのだろうか。」「リアルな協同体験が大切といってもどこからその体験は生まれるのだろう。」そんな疑問がありました。
児童館の職員内の一つの取り組みとして毎月「3つの協同」を書いて振り返る時間があるそうです。
・利用者(子供たちや保護者など)とお客様ではなくパートナーとしての協同
・地域との協同
・働く仲間との協同
一人ひとりの意見が大切と分かっていても、経験値の差から話し合う前に動いてしまったり、意見がなかなか出てこない人がいたりそのような悩みは尽きないとのこと。
ただ、毎月協同の意味を振り返る時間を取り、また団会議という場を設けて“お互いを知る”レクをしていく・・・といった諦めず対話をする歩みを辞めないことで協同が成り立っていくと仰っていました。
長い長い話し合いの中で、「えいや!ま、いっか。」と決まってしまったり、時にはお互い失礼なことを言っちゃう時もある。
それでも、自分の意見に決まらなくても自分の意見も聞いてもらえたという安心感。
そして、失礼なことを言い合ってしまっても「それはもう嫌な思いをするから言うのをやめよう。」と振り返り合う。
自分を振り返るとなかなか出来ていないことのように感じます。
皆さんも“予測”を繰り返して「これはきっと受け入れてもらえないから言わないでおこう。やらないでおこう。」と行動する前から決めつけていることはありませんか?
このような対話の中から実際に一人のお子さんの悩みから地域の「子供食堂」の事例が生まれたそうです。
本編は後日アップロードしますので、是非ゆっくりご覧ください。
今回田心カフェコーナーは、田心カフェの代名詞10種のサラダプレートの中の玄米を使ったバンズ、その玄米でお世話になっている“やまちゃんファーム代表の山崎さん”にお話を伺いました!
なぜお米農家の山崎さんが今苺農園をやっているのか?その面白い変容を聞いてきました。
引き続き、「下町しまうまラジオ」宜しくお願い致します。
これからもラジオを通じて“下町”の名のもとお互い様・支え合いの感覚を伝播できていければ嬉しいです。
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