JJ2CJB weBLOG

also W1CJB, V63CB (ex. 9M6/JJ2CJB, XV2CJB, AC2AI, V63CJB)

2024年 V6遠征 備忘録

2024年10月14日 00時00分59秒 | 海外運用

今年のチューク遠征で、いつの間にやら数えて7回目の海外遠征となる。

最初は何かメモでも残しておこう、と書き始めた遠征備忘録も、毎回同じようなことを書いているので

コンテスト実録だけでも良いのではないかと思い始めているが、昔よくブログにコメントをくれた故JN3TRKが

「ただ行ってきました、だけでなく準備から終わったあとのクローズまで全てがプロジェクト」という表現を

されていたのを懐かしく思い出した。

記録を書いておくことに何か意義があるのかもしれない、と今回も書き残すこととする。

 

私は62歳。最初の9M6の時は47歳で少なくとも体力は今よりも相当にあった。

6回同じCQWWPHに海外から出たが、未だに最初の9M6の時の得点を超えることが出来ていない。

ビギナーズラックだったのか、レンタルシャックでタワーにビームだったという設備の差なのか

初回の様に無我夢中で頑張らなかったせいなのか、運用するエンティティの人気の差なのか

その日のコンディションのせいなのか

 

いくらホビーとは言っても、齢取って話にならないくらい稚拙なオペレーションをしてしまうようになってしまったら

別の楽しみ方を模索すべきだと思うが、高齢社会で平均寿命が延びる時代に62歳はまだしきい値領域に入ったばかりだ。

せっかく若い時よりも使える時間と資金に余裕が出来た今だから、もうしばらくの間は少しだけ悪あがきをしてみたい。

 

1.CHUUK 2024 - 再びチュークへ行く

2.CHUUK2024 - Departure

3.CHUUK2024 - 機器・アンテナ・設営

4.CHUUK2024 - コンテスト実録

5.CHUUK2024 - 思う事

 

コメント (2)

DX COMMANDERの調整つづき

2024年10月12日 00時01分11秒 | 海外運用

先の週末にDX COMMANDERの遠征前の調整を始めて、75m対応を試みたりした途中だったのだが

10日(木)の午後、カラっと秋晴れの良い天気で仕事も予定が無かったので、アンテナ調整の続きを進めた。

いつもの河川敷の芝生のある公園

暑くもなく寒くもなく、外での作業が心地いい。

 

上げたり降ろしたり繰り返していろいろ試してみたが、75mの逆Lをエレメントに加えると40mは影響ないが

20m/15m/10m全てに悪影響があり、特に40m共用エレメントの15mへの影響が非常に大きいと判った。

エレメント長の足し引きくらいでは対応できそうにない。

他のバンドを無視して、75mと40mだけに制限するなら使えそうだ。

 

取り敢えず元々の40m/20m/15m/10mに合わせた状態にしてコンテスト参加し、二日目の夕方とかにハイバンドの

状況を睨みつつ75m/40mで夜間やるとジャッジ出来れば、そこでエレメント交換することとする。

エレメント交換にはざっと30分ってところだ。

 

等々ああでもないこうでもない、とやりながらコンテストバンドはほぼ調整完了。

あとは現地で立てながら最後の微調整。

40m。全域しっかり合った。

20m。14180kHz辺りに合っているので現地でもう少し短くするか。このままでも悪くない。

15m。このアンテナで最も使いやすい周波数。40mエレメントの共用なのだが全域で綺麗に合う。

10m。28400から28600kHzで合っているので現地で少し延長して周波数を350から550くらいに下げよう。

まあハイバンドは開けてしまえばこの程度のズレは殆ど関係ないですが。

天気がいいので記念の一枚。

コメント

MSHVのMulti Stream

2024年10月10日 00時01分01秒 | 海外運用

Fox and Houndでもいいのだが、折角の機会なのでMSHVも試してみようと思い

以前インストールして送受信の設定までは出来ていたまま放置していたMSHVを再度立ち上げて

マルチストリームのやり方を確認しておいた。

 

通常周波数(21.074とか14.074とか)だとマルチストリーム運用が出来ないようにソフトウェアで制限されている。

また通常運用向けとDXペディション向けの二種類がある様で、通常だと2streamまでで、DXペディだともっと沢山設定できる。

ソフトウェアの設定自体はメニューなどを眺めて行けばなんとなく理解できるし、マニュアルもあるので読めば済むのだが

やはり一度は電波出してみないとイメージが沸かず、本当にこれで良いのか安心できない。

 

本家LZ2HVがマニュアルで、「DX Peditionでもない普段にはマルチストリーム機能を使わないこと」と注意書きしているのは承知だが

一度だけはJAからの運用で事前に確認したかったので、恐縮だが昼間の空いている7MHz 国内FT8に小電力(10W)でマルチ設定してAUTO CQを出してみた。

2局程普通にコールいただきワクワクしながら見ていたら、待望の複数局から同時コールされた。

どういう動きになるのかな?とソフトウェア画面を眺めていると、2局に対して別周波数で自動的に応答を返している。

細かいことはさておき、どうやらこの設定で問題なさそうだ。

 

AUTO IS ONのトグルボタンが交信が終わるたびにOFFになるのだが、これをONにしっぱなしにする設定もあると思うので行くまでに確認しておこう。

ログも自動で全て取るようにしておく。ログはADIF形式で出力できるのでそのままLoTWやClubLogに吐き出せる。

ClublogへのRealTime upload設定もあるが、多分ネットワーク環境は悪いだろうからやらない予定。

なんかあまりにも全てが自動なので全然達成感が無いのだが、まあ海外でひたすら局数を稼ぐには便利そうだ。

 

コメント

10月26日のVOACAP

2024年10月07日 00時00分10秒 | 海外運用

CQ World wide SSBの初日の伝搬予測をVOACAPで見てみた。

TXをChuuk、500W、1/4GP good Gnd

RXを2el Yagi 10mHとし、場所は上から名古屋、パリ、ワシントンDC、ロサンゼルス、南アフリカ

 

昨年のポナペとは微妙に異なるが、概ね理解している範囲内だ。

磁気嵐などの擾乱が起こらないことを祈るのみ。

コンディション以上に一番重要であり心配でもあるのが、オペレーターの体力と気力だ。

コメント

DX COMMANDERの75m対応

2024年10月06日 16時43分25秒 | 海外運用

チューク遠征まで残り三週を切った。

アンテナは前回同様にDX COMMANDER Expedition1本でやる予定なので改めて準備にバタバタすることはないのだが

このアンテナが対応していない75mでも少しばかりはマルチ稼ぎできれば嬉しいので実験してみた。

Callum(M0MCX)のYouTubeでも紹介されていた80/75m用に逆Lスタイルにする方法だ。

 

先日VSF0.75sqのエレメント用ワイヤーを25m程買っておいたので、それを取り敢えず20m程度にして

30mエレメントの代わりにそれを付け、約5m程の高さから折り返して立木などに流すイメージだ。

ラジアルは3mを20本と5mを5本で取り敢えず試してみた。

 

結果、3790kHz辺りに同調はしたものの、若干ディップが浅いのでもう少し工夫が要りそうだが、何とかなりそうな感触だ。

一方、逆Lエレメントを付けたことで既存の40~10mの同調が下にズレたことも確認できた。

40mは殆ど影響が見られない。

ダイポールを張ることも考えたが、同軸が複数本になるのを避けたく(ソロ遠征はとにかく荷物は減らしたい)

一本のアンテナでマルチバンド仕様で出ることが出来るに越したことは無い。

 

まあ適当なアンテナなのと、普段出てないので勝手が良くわかっていないこともあり

75mはJAマルチが獲れれば良し、くらいの気楽な感じで行きます。

 

コメント

V6へ持っていくリグ

2024年09月29日 00時00分02秒 | 海外運用

10月末のミクロネシア遠征

前回から全く変更ない機器構成にするつもり。

FT-991AMにKPA500

KPA500は普段使っていないので、久しぶりに棚から出してきてリグと繋いで動作させてみた。

うん、問題なさそう。

今回行くために特に改めて用意するものは無しで良さそうだ。

 

昨年は電圧変動でリニアの苦労したが、今回も同じくでなおかつチュークは停電がよくある。

現地で壊れないことは祈るのみ。

コメント

Featured DXpedition Timeline OCT.

2024年09月26日 00時00分59秒 | 海外運用

Xと重複するが昼休み前にDX worldを眺めていて、WEBページの右横に掲示されるDXペディのスケジュール表を

ふと見たら、驚いたことに10月のリストの一番上にV63CBが掲載されていた。

今回最初のポストインをDX worldに入れたのでそのせいかもしれない(気のせいかもしれない)。

確か過去についてもここに載せて貰えたことは無かった気がする

 

丁度一か月後の10月26日はCQWWPH初日に当たる。

早いものであと一カ月を切った。

コメント

これまでの実情と今回の目標

2024年09月24日 20時00分43秒 | 海外運用

CQWWのサイトに挙がっているデータを元に、これまでの自分のCQ Worldwide Contest SSBの

成績を一覧にして眺めてみた。

こうして眺めて見ると、1kWに出力上げたのは2007年でその年のWWで初めて1kW出したのだが

200W時代の方が一生懸命やっていたように見える。

唯一2013年の馬鹿みたいにコンディション良かった年に10mシングルで終始呼ばれまくった時くらいの

もので、それ以外は国内だとやる気が感じられない結果ばかりだ。

 

また海外遠征では最初の2009年の東マレーシアの時が最高得点で、以来一度もそれを超えたためしが無い。

2009年はレンタルシャックでビームアンテナ使った事や自分で設備を担いでいかなくても済んだことも

要因としてあるが、以降はなんやかんやとトラブルがあったりして冴えない。

(遠征自体はどれも凄く面白かったのだが)

コンテストの猛者の方々からすれば、まあマイペースで頑張ってくれたまえ、って感じだろう。

 

そんなわけで今年は、過去を超える得点を目指すのを目標に置きたい。

コメント

ミクロネシアで使うGPSレシーバーの準備

2024年09月22日 00時00分01秒 | 海外運用

彼岸になり早くも遠征まで一カ月となってきたので、そろそろ準備を具体的に始める。

先日買っておいたGPSレシーバーを実際使うことを考慮して屋外で試してみた。

 

GPSレシーバーは中華製のGR-7BN

まずはGPS信号を拾えるようにドライバ、COMポート設定を行って受信するソフトウェアとして

u-centerをインストールする。

u-centerはスイスのu-blox社が提供しているソフトウェアで、RTK測位で汎用的に用いられているものだが

GPS信号の受信に使わせてもらう。なにより無償でダウンロードできるのが良い。

アニュアルは無いが、ネット上に説明されているサイトが多数あるので、見よう見まねでも簡単な使用する分には問題ない。

受信するといくつもの衛星の信号を受信できていることがわかり、これ自体眺めていて面白い。

 

まだこれだけでは本来の目的であるPCの時刻を正確に補正することは出来ていない。

 

同じく無償で利用可能なGPS-Clockというフリーソフトウェアをインストールした。

常駐型のアプリケーションで余計なインタフェースが無く単純であるのが良い感じだ。

実際の運用時に、のべつ幕無し時刻補正をすることはまずあり得ず、起動時に一回やれれば

良いので常駐型でなくて良いのだが、ソフトの性格上致し方ないだろう。

起動すると数秒は受信中になって、終わり次第即PCの時刻が補正される。

タイムゾーンはPCのOSの設定に依存している(キャプチャーはGMT+9hの東京ゾーンである)。

ついでに緯度経度も正確に出るので、海外遠征時に役に立ちそうだ。

本当に正確に時刻補正できているのか確認してみたが問題は無さそうだ。

GPS受信環境が整ってしまえば、普段u-centerを使うことは無く、GPS-Clockを常駐させるだけで良い。

これでインターネット接続が困難な環境での時刻補正が出来るようになった。

 

ミクロネシアのBLRは部屋にもWiFiが届くようになったと聞いているが、何しろミクロネシアだから

本当にいつでも繋がるかはわからないし、停電は必ずある様なので、特にFT8やるためにはこの対策は必須だ。

当日までに他のCOMポートでリグと繋いで問題出ないかまではチェックしておきたい。

コメント

renew V63CB license

2024年09月05日 20時49分24秒 | 海外運用

10月に行くミクロネシアのライセンスの有効期間が今年の9月末で切れるが

無事延長更新が完了し、新たな3年が延長された。

これで心置きなく行ってこれます、笑。

Special Thanks JA1ADT , JA7HMZ

コメント

V63CB from CHUUK(F.S.M.) on CQWWPH 2024

2024年08月29日 00時00分59秒 | 海外運用

昨年のポナペに続いて、今年は一つ隣のチューク州への海外遠征を予定します。

今秋のCQWWPHの週末前後でミクロネシア連邦チューク州モエン島(IOTA OC-011)へ行きます。

前回チュークへ行ったのが2010年でしたので14年ぶりとなります。

運用場所は前回と同じBlue Lagoon Resortから。

途中トランジットのグアムから運用するか否かは未定です。

詳細は漸次このBlogに記載していきます。

 

I will be active from Moen Island in the Federated States of Micronesia as V63CB during October 25 through 29, 2024.
I will participate in the CQWW SSB contest.
Using DX Commander Expedition & 500W.
QSL via LoTW / direct to home call.  Some activity before / after contest.

Miki, JJ2CJB

コメント (4)

昨年のこの時期には

2024年07月17日 19時21分29秒 | 海外運用

職場の若者達がイベントに会社のブースを出したので、今更余計なお世話なのだが

時間に余裕たっぷりあるので朝から展示会の会場へ向かって、奮闘ぶりを覗いてきた。

会場はセントレアの真横にある愛知国際展示場

広い会場をひたすら歩いて歩数だけは伸びた。

 

帰りはセントレアで昼ご飯を食べたが、そういえば昨年も同じイベントでここを訪れて

10月のV6行きの航空券の手配をユナイテッドの窓口でやったんだった。

今年もどこかへ行きたいのだが、まだ計画を具体化できていない。

暇があるほうが段取りは下手クソになる様だ。

コメント

2023 CQ WW DX SSB Certificate

2024年02月06日 00時01分11秒 | 海外運用

昨年のCQWWSSBの結果が確定し、事前予想と変わらずSOABHの賞状を頂けた。

V6からのSingleOpeエントリーは自分だけだったので、得点に関係なく1位だ、笑。

チュークから出たマルチオペエントリーのYDXCのV6Yには当たり前だが得点で負けたが、明細を見たらゾーンマルチ数では上回っていた。

やはり欧州のエンティティマルチを大量に取りこぼしたのが痛かった。

改めてLCRを見ると如何に欧州にダメダメだったか良く分かる。

逆に言えば、主な原因が夜のリニア断だったので対策は取り易いとも言える。

やっぱり、せっかく久しぶりに遠征しながらも2kqに届かなかったのは悔しいなあ。

コメント (2)

V63CBのQSLカードのJA国内向けを全てビューロへ送付しました

2023年12月19日 00時00分23秒 | 海外運用

12月18日の午後に、V63CBのQSLカードのJA国内向けを全てビューロへ送付しました。

JARL.comの会員情報でビューロ転送×となっている局は除きます。

 

来秋からの郵便料金大幅値上げが発表されましたが、今回の送付は

ゆうパックのスマホ割引を初めて使ってみました。

ホンの少しだけ安いのと、何より宛名手書きを省略できる(ビューロの郵便番号入れれば

自動的にラベルに神庭の住所が入力される)のと、クレジットカード払いが出来るのが便利でした。

コメント

QSLカード印刷中

2023年12月10日 13時17分36秒 | 海外運用

ようやくV63CBのQSLカード印刷を始めました。

JARL.comで20局ずつビューロ転送可能か否かをチェックするのはとても手間がかかります。

が、WWに出る方は殆どが転送可能な方ばかりでした。

こうして見ると、アルファコールの参加率が飛びぬけて高いことが良く分かります。

再割り当てもあるかとは思いますが、やはりアルファ持つ方の力の入れようは高いですね。

手差しの格安プリンターで印刷しているので、取り敢えず前に座っていなければならず

本読みながら給紙しつつ、のんびりやってます。

年内にはビューロに送る予定です。

コメント