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若戎 立春朝搾り

2022年02月04日 22時39分04秒 | 日本酒

立春朝搾りは、今年は(も)若戎にした。

義左衛門を醸す三重県の酒造だ。

ここ名古屋市だと立春の当日に朝搾りを飲もうとすると、どうしても関谷(愛知)か長良川(岐阜)か若戎(三重)となる。

立春翌日になれば全国の朝搾りが店頭で見られると思うが、そこはやはり立春当日に一杯はいただきたいもの。

ということで、家内に頼んで金曜日に酒屋へ走ってもらった。

帰宅したら若戎

家内が気を利かせて晩飯は刺身

早速、風呂上りに回栓

しゅわしゅわ

 

くー

うめえ

 

しあわせ

 

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生酛のどぶ

2022年01月08日 00時00分37秒 | 日本酒

奈良の久保本家が醸す<生酛のどぶ>

とろりんとした白濁したにごり酒

今時珍しい自然酵母を人力で二日三晩すり合わせて作る生酛造りのお酒だ。

日本酒フリークに、美味しいとお勧めする日本酒を3本挙げて、と問うと

結構まあまあな割合でこの<生酛のどぶ>を含める方は私の周りには多い。

年末の年越し酒の銘柄を何にするかは、毎年暮れが近付くと悩むのだが(悩むのが楽しいのだが)

今回の大晦日の夜はこれを呑みながらとなった。

相変わらずの辛口でありながらお米の粒感すら感じるとろみの柔らかさ

まさに、美味くていくらでも飲める酒だ。

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田酒 特別純米

2021年11月30日 00時01分23秒 | 日本酒

 

この週末は、WWCWの裏では、上の娘の誕生日だった。

自分も飲みたいので奮発して祝いの日本酒に田酒を買った。

かるく冷やして夕方のコンテストが少し収まったスキにみんなで飲んだ。

あいかわらず美味いなあ。

 

どうやら娘は、いろいろ飲む中で日本酒が一番好きらしい。

ワインやウィスキーに比べれば、日本酒は高いと言ったところで知れているので安心だ。

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一歩己

2021年10月12日 21時11分02秒 | 日本酒

超久しぶりの日本酒である。

福島の豊国酒造が醸す一歩己、「いぶき」と称す。

上の娘が仲良い友達から頂いたもののお裾分けで父の私も一献いただいた次第(結構呑んだがw)。

なかなか入手が難しいらしく、娘からは恩着せがましく訴えられつつも

美味い酒はみんなで仲良く呑むとさぞ美味かろう、で適当な理由を付けて頂いた。

確かに美味い。

今風のフルーティーな口当たり

でありながら、しっかりした米の美味さ

弱弱しさを全く感じない軽快でいて太い味

貰ったせいもあるが、これは美味いワ。

そろそろ日本酒をまた飲みたくなる季節になってきたか。
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立春朝搾り 今年は関谷酒造

2021年02月03日 20時50分00秒 | 日本酒

珍しい現象らしく、今年は節分が2月2日だったので、明けて3日が立春だ。

立春と言えば業界では朝搾り。

流石に蔵元まで行って朝一番の搾りたてを戴きにあがるほどではないが、毎年楽しみにしている。

で、立春の今日はWFHなことを活かして、夕方そろそろ店頭に届いたかという頃合いを見て買い出しへ。

例年通り、若戎(三重県)、長良川(岐阜県)、蓬莱仙(愛知県)と並ぶので

今年は地元の関谷の蓬莱仙にした。

爽やかで美味いですね

日本酒を好きで本当に良かったと感じる日です。
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田中六五

2021年01月02日 00時01分21秒 | 日本酒

田中六五(たなかろくじゅうご)

福岡は糸島にある白糸酒造が醸す日本酒であり、今回の年越しのお供に選んだ。

気負いのない自然な味、でありながら品のある旨みがある。

福岡出張するとこの酒を勧められる機会が多くなってきていて、ちょっとしたマイブームだ。

名前は、白糸酒造8代目の田中克典氏が手掛ける銘柄としての「田中」と

糸島産山田錦のみを使って65%精米で作った純米酒としての「六五」から命名。

口当たりのやさしさ

口に含むとまず甘みが広がる。ベタつくおかしな甘さでなく上品な甘さだが決して弱い甘さではない。

いわゆるコメの甘さだ。

ゴクリと喉を通すと酸味も感じ、それが良い感じで味を引き締める。

キレが良いのですぐにもう一口欲しくなる。

どんな食事にでも合いそうで、ハレの日に飲む高級酒では無く、毎日呑みたい贅沢な酒だ。
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作 inpression Type-G

2020年11月23日 00時01分58秒 | 日本酒

三重県には美味い酒蔵が沢山あるが、清水清三郎商店

販売店限定 直汲み無濾過原酒の酒

以前はプロトタイプと称されていたが、最近はinpressionとされた様だ。

名は、作

ザクと読む

上の娘が11月末に誕生日を迎えるので「何が欲しい?」と訊くと「作のプロトタイプ」と応え。

父、つまり自分のことを気にして言っているのかもしれないが、inpressionと呼ばずプロトタイプと示すあたりが自分の娘だ。

以前呑んだのはプロトタイプ時代のType-Nだったからな。

すっかり大人になって、今では仕事も自分より責任感持って全力で体ごとブチ当たっている様で、頼もしい。

まあ、いろいろ悩みはあるんだろうが仕事だ、当たり前だ。

いろんな日本酒の銘柄を横で呑んでたからな、しっかり覚えちまった様だ。

自分は50過ぎてやっと有名な日本酒を色々好きなだけ呑めるようになった。

うるさいことは言わない、ただの酒だ

でも、美味い酒を作る人と、それを探し出して買って呑む人

じっと座ってたら巡り合えないから

動け、呑め、悩め、喜べ、貫け

美味い酒はめっちゃ美味い。
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神亀 純米酒

2020年09月03日 21時06分56秒 | 日本酒

埼玉県の神亀酒造、神亀 純米酒

戦中戦後の緊急措置として始まった日本酒への醸造用アルコールの添加

悪しき手段として今でも残っており、店で売られている多くの日本酒でも未だに醸造用アルコール添加が堂々と売られている。

昭和62年に、悪しき手段を断つ決断を日本で最初に実行に移したのが神亀酒造。

由緒正しき正統派純米酒だ。

ちょっとした機会がありネットで注文し、昨日届き、本日開けて呑んだ。

冷やしてはいけない。燗するくらいで丁度いいのだが、流石に暑いので常温で、冷ややっこをアテに呑んだ。

うまい

安心できる、と言うか、これぞ純米酒、米で作った酒の味。

ふっくらしていて、暖かくて、キリっとした強さがあって、すっと消えるキレの良さ。

多少飲んでも全く酔わない。

美味い日本酒ここにあり、って感じで嬉しくなってくる。

これより美味いと感じる日本酒は色々あっても、この安心感は流石神亀だ。
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渓流 ひやおろし 大吟醸

2020年08月31日 00時00分54秒 | 日本酒

信州須坂市の遠藤酒造場が醸す「渓流」

美山錦を使った大吟醸だが、コロナ禍で販売不振もあるのだろう、ひやおろしとして売られている。

酒蔵などを取材しているミニコミの記事によれば、例年行っている蔵開きで振舞う酒が、今年は行き場がなくなって困っているらしい。

で、ならば夏を越してひやおろしに耐えうるものを、と言うことで大吟醸を選んで、この度限定発売、の経緯らしい。

軽く冷やして飲んでみた。


口当たりはまず甘い。が、嫌なベタ付く甘さではない。

大吟醸にしては重い。雑な重さではないが、熟成で生まれた重みかどうかはわからない。

アルコールのやや尖った味がチラっと見え隠れする。

積極的に人に飲むのを勧めたくなる程ではなかった。

が、この遠藤酒造場、調べればわかるが

メンバーが若い。杜氏も若いお兄ちゃんだ。大半は20代だろうか。

この酒、若者の部屋みたいな味、要するに落ち着きが無く暑苦しく強引だ。


しかし、こういう若者達がやっているのだ。未熟でも無茶でもいいじゃないか。

彗(シャア)を出しているのはこの蔵で、これも若いメンバーならではだ。

苦しい中頑張って造って、知恵を絞って販売しているんだ。

一度は買うだけ買って、正直に美味かった不味かったと言ってあげよう。

何年かして次に飲んで美味しくなってたら、その時にファンになるだろう。

今はまだまだだ。励めよ。
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鷹の夢 特別純米酒

2020年06月13日 10時04分50秒 | 日本酒

鷹の夢を醸す山盛酒造は同じ緑区内の地元酒蔵だ。

我が家から約4kmほどで、調子の良い時ならジョギングで回る範囲にある。

この辺りは古来醸造業が盛んで、山盛酒造の他にも"醸し人九平治"の萬乗醸造、"神の井"の神の井酒造がある。

小学校の社会見学では、某自動車会社工場と併せて、大抵この何れかの酒蔵見学が行われている。

また桶狭間の戦いで今川義元が目指した大高城は、この酒蔵群の通り数本横にある。

更には、我が国の神話時代に日本武尊が東征に際して草薙剣を預けたとされる氷上姉子神社もすぐ横にある。

そんな土地だ。

従って、この近所の酒屋やスーパーでは、鷹の夢は当たり前のように売られており、新酒が出たりすると真っ先に出回る。

富士山と茄子の真ん中の縁起物でもあるので、新年のお酒としても好ましい。

で、極普通な特別純米を取り上げるわけだが

目立たないが美味い、美味いが秀でない、秀でないが捨てがたい

そんな安心して気楽に飲める味だ。

地元の町内の寄り合いで、集会場で軽く温めたのが冷えてしまってから茶碗で飲む

そんな風景が似合う酒だ。

実は、流行り廃りの影響を受けないこういうのが一番貴重なのかもしれない。
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生酛黒澤特別純米

2020年04月28日 00時00分08秒 | 日本酒

長野の佐久穂にある黒澤酒造

生酛黒澤の特別純米が名古屋駅前の店先にPOP付きで売られていたので調達した。

POPには「大人の美味いの当たり前を」

値段が安いのに手間のかかる生酛で醸す酒蔵の心意気を買って呑もうじゃないか。

冷やしてはダメだ、常温がいい

娘と呑む、まずは一杯

自宅で普段のご飯と味噌汁を口にするような感じで、まさに「当たり前の美味さ」

吟醸の香りやら、キレやら、フルーティがどうしたこうした、などとは無縁。

落ち着いた美味さ。

ある意味この美味さは驚きだ

毎日呑むなら間違いなくこういう酒が一番良い。
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黒松仙醸 純米酒

2020年03月22日 17時48分16秒 | 日本酒

伊那谷の高遠にある仙醸

昔、高遠の桜を見に訪れたことがあるが、普段は手前の駒ヶ根で時間を費やしてしまうので

高遠まで足を伸ばす機会は滅多にない。

が、先日の駒ヶ根ツアーの際に駒ヶ根ファームスでウィスキーと共に調達してきた。

普通の純米酒

田舎の純米酒

これがまた美味い

気取ってない極々普通の奇麗な味の純米酒

特に取り上げるほどでもないが(失礼)、安心して呑める酒だ。
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立春朝搾り 若戎

2020年02月05日 00時12分43秒 | 日本酒

2月4日立春

立春と言えば立春朝搾り

今年は若戎にした。

夜には買いに行けないので夕方家内に酒屋へ走ってもらった。

早速、帰宅するなり二人でいただいた。

しゅわしゅわの発泡が沢山残った搾りたて

酸味、甘み、えぐみ、全てひっくるめて出来立ての新しい酒

縁起ものですが、改めて美味い。

今年も無事当日に飲めて幸せだ。
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菊鷹 菊一文字 30BY

2020年01月19日 15時52分30秒 | 日本酒


菊鷹の菊一文字を年末年始に自宅で呑んだ。


菊鷹はここ愛知県の酒だが、平成30年酒造年度で製造が終わった銘柄だ。

杜氏の山本氏が数年前にここへやってきて以来、菊鷹は非常に話題になり

多くのファンを生んだが、この度山本杜氏が佐賀県の酒蔵へ移られるのを機に菊鷹も終売となった。


せめて最後に、と名古屋市内の酒屋へ出向き在庫の菊一文字を一升瓶で入手できた。

菊一文字は、貴重な八号酵母を使った速醸の純米酒

呑めば、ファーストタッチで明らかに「只者ではない」とわかる。

思いっきりの酸味、嫌味の無い酸味、しっかり根の張ったコメの甘み

香りの良さと共に、スゥーっと無くなるキレの良さ。

この特徴ある味が消えていくと、不思議とワクワクしてきて、またもう一回繰り返したくなる。

で、また呑む。

呑み重ねるにつれて柑橘の様な香りと甘みが一層際立ってくるようになる。

だんだんと味が変わっていき、益々うまくなっていく。で、また呑む。


素晴らしい出来栄えだと思う。

山本杜氏の新天地でのご活躍を祈り、また新しい美味い酒をいただきたいと願う。

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北雪 純米大吟醸NOBU

2019年12月22日 13時55分25秒 | 日本酒

世界で活躍する日本食料理人、松久信幸氏

氏が、1987年ロサンゼルスに店「MATSUHISA」を出し、その後ニューヨークに「NOBU」を出し

世界のグルメの舌を楽しませる中、そこに供される日本酒は北雪酒造のもの”のみ”である。


北雪酒造は新潟県の佐渡島にある酒蔵だ。

どこの酒屋にも流通している訳ではないので知らない人も多い銘柄かと思う。

自分も酒屋万流の本で読んで知り、スタアラのマイルが使いきれない分を酒屋で買い物した際に購入。


で、呑んだ。割と強めに冷やしていただいた。

一口目で衝撃的

口に含んだとたん、広がるふくよかな香り、と底深さを予感させる奥行きの期待感

味わうととても品の良い甘さ、と酸味が後から追いかけてくる

そう、まさに味が追いかけてくるように、重層的に広がりながら変化する味わい。

すっと無くなるキレの良さ

突然無くなる口寂しさが、また一杯を勧めてくる。

いや、これは呑むのが止まらない。止めるのはかなり難しい。


家人、娘、満場一致で「これは美味い」

世界に名高い「NOBU」で供される日本酒NOBU

日本酒はSAKEと書かれてサキと呼ばれる。

これがサキだと知ってもらえるなら、日本人として胸を張ってお勧めできる。

いわゆる、世界に通用する本物の美味い酒、だ。
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