倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

東京芸大先端芸術表現科、荒川修作の美術と反転住宅(4)

2007-06-05 07:35:09 |  縄文心導ヒーリング



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荒川さんの絵は、線や記号文字で、読む・見るための空間を作っている。新たな平面性の可能性。ディシャンから影響されて、3ツが重なるのは、ダビィンチからとった。空間からとる神秘性ある。"見るだけだと”ディシャンが否定した絵画で、眼を動かし、脳を動かす、神経を活性化する「ディシャン的美術」としての絵画を創造した。その荒川の絵は、絵巻物的な要素も認めるならば、日本的な絵画の伝統をも踏まえている。




ここで地震!!!!!!「大丈夫!です。反転住宅は震度7までは!」と本間さん



荒川は、絵巻物の非完結的な空間によって、1対1で閉じる絵にしたくなかった。作品と鑑賞者が向かい合って、関係性を完結するのではなく、絵画を巡る空間へと思考が展開して行く。イメージを使わず、自分の思考で考えさせる。



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東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅(3)

2007-06-05 00:55:15 |  縄文心導ヒーリング



_809 アメリカへ行って1・2年ホームレスのような生活をしていたと荒川が回顧していたが、渡米後、早い時期に大作を制作している。そのような中でも、荒川が、美術について考え、作品について思考し、制作に取り組みながらデュシャンに倣いながら、越えるという事を考えていた。デュシャンが見切った絵画のジャンルで、荒川はデュシャン的課題に取り組んで行く。普通の絵のように、絵画的には構図とかではなくまなざしを全体と部分を往還させるという"見る”という行為と画面に書き込まれたメッセージを"読む”という行為とで、最後に荒川の生き方についての思考モデルを見せる。そのような旧来の絵画的枠組みを越えた改たな絵画。



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