本当に反転住宅に住めるの?と思わせるのは何故?
三鷹天命反転住宅の評論は哲学的なものが多く、実生活と結びつかない為か、反転住宅を見るものにしてしまった。荒川さんが作った住宅のコンセプトと違う方向へ一人歩きしているのでは、荒川さんの芸術は、空間体験、記憶の行き着くところに行き着く芸術だから、あらゆる分野で評論されるべきです。体感して言語にして行く作業で経済的裏付けをしなければ、この芸術は見るだけで終わります。宗教ではないもう一つ飛躍させた建築する身体として広く伝える事が出来ればいいなと思いました。東京芸大先端芸術表現科授業、荒川修作の美術と反転住宅に参加させて頂き、講師の正木氏は、荒川修作の芸術と反転住宅を母性的表現で評論されたと思います。わかりやすく、荒川さんが意図される体感する芸術とは、の感覚をわずかながらも今回の授業で少なからずつかめた気がしました。正木さん、本間さんありがとうございました。