現代人は、喜怒哀楽をもっと自由に出せるようにする訓練が、必要ではないかとおもいます。
昨夜はyoutubuで「寅さん」の映画を見ました。
寅さんは、日本の管理社会からはみだした、普通なら受け入れられない「渡世人」ですが、柴又へ帰れば、迎え入れられる親族や長屋があります。
これは、アメリカの孤独なカーボーイの根無し草とは違い、「裁く文化」の欧米より「赦す文化」の日本的情の文化です。布施豊氏著書「自殺と文化」より。
寅さんの映画の中に、日本人の「生活の知恵」と庶民の健康な人生哲学がにじみ出てるような気がしてなりません。
この難しい人生を生き抜く過程で最も助けになるのは、難解で抽象的な、そして現実から離れたインテリーの理論や宗教家の説教ではなく、日常のきびしい生活に裏ずけられた一般庶民の生活体験から生まれた知恵と経験なのです。
痛い、気持ち良い、怖ーい、とか叫びながらの縄文心導ボディワークで、喜怒哀楽を自由に出せる訓練をしてみませんか。
かって医療は治療より看護が主で、祈りでありましたので、民間療法以外は宗教家(祈祷師)の仕事でした。