ブログを書くようになって7年足らずの時が過ぎました。
旅をして居る間を除けば、ほぼ毎日欠かさず書いていました。
ブログを書こうと思い立ったのは、三鷹天命反転住宅に入居したのが始まりでした。
天命反転住宅の第一号入居者になり、はじめは、冥土の土産になればということでしたが、何と天命反転住宅での生活が、私の人生の後半を面白くしてくれのでした。
身体の奥深くに刻んだことを、簡単に忘れないように、書き留め人生のラストステージが来た時に、一人静かに感じられればと思いながら。
日記は毎日ノートに書き留めていましたので、その延長でブログもはじめたのですが、
まさかこんなに長続きするとは、思っていませんでした。
アメリカに渡ってからは、特にブログを日本語で書くというのは、日本的に物を考える習慣を忘れずにいられたので、今になって日本へ帰る用意をしながら、良かったなと。
私の荷物が減ったのは、反転住宅に引っ越してからが始まりでした。
反転住宅は、床が凹凸で、収納するタンスとか不用品で、ものの価値が全くないという所でした。
今まで大事にしていたものも思いっきり廃棄して、後悔は今でもありません。
我が身一つの身体だけが、反転住宅での夢を実現可能にするんだという、悩みも後悔もなくなり、生き様を見て欲しいという、強い意思が芽生えて来たのです。
反転住宅は一つの宇宙の媒体のようなもので、世界行脚の橋渡しとなったのです。
北欧とアメリカを横断しながら定住することなく、世界を闊歩したなあという感がしています。
この体験を東日本大震災後の日本の皆様に、お役に立てればと思っています。