医学博士の片山文彦宮司の著書「医者にかかる前に読む、ガン、成人病、エイズ」に興味深い記事より。
普段の生活ではまったく意識していない. 人体の免疫機構というものが、いかに大切か。
私たちは、 外敵要因の病原菌との戦いが、原発事故の放射線により、出現しています。暴力に対しては、時には血を流してでも戦います。
病原菌が侵入した時には、身体の全力で駆使しょうとします。
免疫機構というのは、後者の水面下の闘いを司っています。
汚染されたものは、目に見えませんが、生体には、たえず異物である非自己が侵入しています。
一回の呼吸のたびに、一口の食事のたびに、生体はたえず外敵の侵入に脅かされているわけです。
こうした、絶えざる外敵の侵入を、つねに撃退し、あるいはトリコにしてしまうのが免疫機構です。
ですからこのシステムが破壊されることは、死につながるともいえるのです。
その意味では、生物最高の防衛機構といえるでしょう。
ガンという病気も一旦発生したガン細胞に対して免疫機構が働き、ふつうは、事なきを得ていますが、ある程度大きくなるとすでに時遅しということになります。
明日に続く。