Jose's FANTASY SPORTS!

アメリカンフットボールを中心にスポーツ好きで、カントリーギター好きのJoseによる雑記帳です。

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2016年10月21日 23時00分00秒 | Weblog
[ 最近の出来事 ]
読書をいっぱいする人って、自分の好きな本とか興味のある本を読む傍ら「名作・名著」と呼ばれるようなものも、ちょっとつまんだりするじゃ無いですか。

音楽聴く人も似たようなのがあって、自分の好きなのを買う傍ら「名盤」と呼ばれるものとか、有名なアルバムに手を出したりするもの。

普段、女性ヴォーカルものをほとんど買わない私ですが、前々からこのアルバムは買わねばと思っていたところ。

たまたま立ち寄ったタワーレコードで、うっかり買っちゃいました。

エミルー・ハリス
エリート・ホテル


カントリー・“ギター好きの私としては、そもそもインストばっかり買ってるし、先述の通り女性ヴォーカルものをほとんど買わないので...
エミルー・ハリスも、最初のイメージはこうでした。


カントリー正統派って感じ。
しっとりだけど、なんかちょっといいな。

その後、もともとは(カントリー界の中では)割とロックな姉さんだったのを知ってイメージ崩壊。
どう思っていいのか分からないまま、時は過ぎ.......そんで今回のアルバム購入となったのです。

アルバム全体を聴いてみてのぼんやりした位置づけは、

1.イーグルスの「Take It Easy」辺りで、ちょっとカントリー風味なロックもいいなと思った人が...

2.バーズの名盤「ロデオの恋人(Sweet hearts of the Rodeo)」を聴いて、さらに結構いいと思い...

3.この「エリート・ホテル」を聴く

という感じで、カントリーに足を踏み入れるみたいな道筋だと、ちょうど良さそうな感じ。(グラム・パーソンズからエミルー・ハリスは、道筋として正しい気がするでしょ?)

この「エリート・ホテル」には、カントリーのド定番曲「Together Again」や「Jambalaya」とかが入っているし、他の曲もカントリーな風味だけど、ロックなノリも持ってるものがあるし。
さらなるカントリーの深淵にハマりゆく入口の中では、深めなとこに位置するんじゃないかな。

という辺りの話は、評論家みたいな人があれこれ書いてると思うので、そちらを参考に。

で、カントリー・“ギター観点での話。

この「エリート・ホテル」は、ほぼ全編をジェームス・バートンが弾いています。(ビートルズ・カバーの1曲だけエイモス・ギャレット)
このアルバムでのジェームス・バートンのPlayは、絶対聴く価値ありです。

この人は、インストより歌モノ派ですね。
よくバッキングが良いみたいな評価があるけど、それよか歌モノにつけるソロが絶品だと個人的には思います。

特筆ものは、「Jambalaya」。
ジェームス・バートンのギターソロが、徐々に守→攻のスイッチを入れて、ソロが終わって、エミルー・ハリスのヴォーカルでギアアップ!
という展開・構成がプロ過ぎる。

アルバム全体を貫くサウンド感とかも、アルバムという集合体としてちゃんとしてる気がするし、確かに歴史に名を残す作品かなって思いました。

目下、このアルバムが通勤時間の耳を奪っている状況でございます。はい。

そして今もって、あのエミルー・ハリスと、このエミルー・ハリスが同一人物にならない今日この頃なのでありました。

BGM♪ Feeling Single, Seeing Double / Emmylou Harris
この歌には、完全にノックアウトされました。
イントロのギターから、カントリーしてる。大好き。
コメント (2)
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